リートン、世界経済フォーラムに選出
2024-06-27 01:11:57

リートンテクノロジーズ、世界経済フォーラム「テクノロジー・パイオニア2024」に選出!韓国の生成AI企業として唯一の選出

リートン、世界経済フォーラム「テクノロジー・パイオニア2024」に選出!



韓国の生成AIプラットフォーム企業「リートンテクノロジーズ」が、2024年6月6日に世界経済フォーラムが発表した「テクノロジー・パイオニア2024」に選出されました。韓国からは3社が選出されていますが、AI関連企業としては唯一の選出となります。

「テクノロジー・パイオニア」は、世界経済フォーラムが2000年から開始したプログラムで、革新的なテクノロジーやイノベーションでビジネスや社会に大きな影響を与えうる、世界中のアーリーステージ企業で構成されています。世界経済フォーラムは、このコミュニティに官民のリーダーと関わり、課題の解決、将来のレジリエンスを築くため、新しい解決策に貢献するためのプラットフォームを提供しています。

「テクノロジー・パイオニア2024」には、米国と中国からもっとも多くの企業が参加し、インドからも過去最多のスタートアップ企業が参加しました。今回の選出により、リートンはAirbnb、Google、Kickstarter、Mozilla、Spotify、TransferWise、Twitter、Wikimediaといった多くの優良企業が選出されたコミュニティの一員となりました。

海外主要メディアも注目するリートンテクノロジーズ



リートンテクノロジーズの代表取締役社長、イ・セヨン氏は、現地時間7日に米国ブルームバーグテレビジョンの生放送に単独出演し、プレシリーズBラウンドにて250億ウォン(約50億円)の投資誘致を発表しました。ブルームバーグテレビジョンでは通常、スタートアップ企業ではなく、投資規模や価値が大規模な企業を扱います。このことは、リートンテクノロジーズが海外投資家からも注目を集めていることを示しています。

海外投資家からの注目も集めるプレシリーズB調達



ブルームバーグテレビジョンへの出演のほか、プレシリーズBラウンドではシリコンバレーの「BRVキャピタルマネジメント」がリード投資家として参加するなど、メディアだけでなく海外投資家からも注目を集めています。

リートンテクノロジーズCEO、イ・セヨンのコメント



リートンテクノロジーズCEO、イ・セヨン氏は、「テクノロジー・パイオニア2024」の選出について、「リートンは、誰もが簡単に利用できる大衆的なAIサービスプラットフォームを目指しています。今回のテクノロジー・パイオニアに選定されたことをうれしく思い、今後も時代が必要とする製品およびサービスの開発と高度化に注力し、AIの大衆化を主導する企業に成長していきます」と述べています。

リートンテクノロジーズとは



リートンテクノロジーズは、韓国の生成AI活用サービス業界の先駆者として、ウェブ及びアプリの利用者数1位の対話型生成AIサービス「wrtn(リートン)」を提供しているスタートアップ企業です。2021年4月に設立され、CES2023で生成AIサービスでは初となるイノベーション賞を受賞しています。2023年5月にはMicrosoft、AWSなどグローバルAI企業が参加したGenerative AI Asiaを主催しました。2023年11月には株式会社三菱総合研究所の主催する「ICF Business Acceleration Program 2023」において、韓国企業として初めて、特別賞のひとつである、優れた技術力に贈られる「テック賞」を受賞しました。2024年6月には、プレシリーズBで28.4億円の資金調達を完了(Z Venture Capital(ZVC))、同月、世界経済フォーラムが発表した「テクノロジー・パイオニア2024」に選出されました。

代表のイ・セヨン氏は、生成AIエコシステムを構築し、韓国の人工知能産業の競争力を高める目的で2023年9月に発足した「生成AIスタートアップ協会」の会長を務めています。

東京都が実施する「金融機関等と連携した海外企業誘致促進事業」第1号企業として選定され、2023年11月に日本法人「リートンテクノロジーズジャパン」を設立しました。

リートン、世界経済フォーラム「テクノロジー・パイオニア2024」選出は、生成AI分野における韓国企業の技術力と潜在力を示す大きな成果と言えるでしょう。



リートンが提供する「wrtn(リートン)」は、ウェブ及びアプリの利用者数1位を誇る対話型生成AIサービスであり、すでに国内で高い評価を得ています。今回、世界経済フォーラムから「テクノロジー・パイオニア」に選出されたことで、リートンの技術力は国際的に認められたと言えるでしょう。

リートンは、プレシリーズBラウンドで28.4億円の資金調達を完了しており、今後さらなる事業拡大が見込まれます。今回の選出を機に、リートンのサービスが世界中で利用されるようになる可能性は高いと言えるでしょう。

また、リートンが「生成AIスタートアップ協会」の会長を務めるイ・セヨン氏が、ブルームバーグテレビジョンに出演し、プレシリーズBラウンドでの資金調達を発表したことは、リートンに対する海外投資家の期待の高さを示しています。

リートンは、生成AI分野におけるリーディングカンパニーとして、今後も革新的な技術開発と事業展開を進めていくことが期待されます。

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