ゼウレカ、Tokyo-1に6社参画
2024-05-15 10:00:02

ゼウレカ、ヘルスケア業界向けイノベーションハブ「Tokyo-1」に6社がソリューションパートナーとして参画、マクニカと連携しAI検証環境も提供開始

ゼウレカ、ヘルスケア業界のイノベーションを加速



三井物産株式会社の完全子会社である株式会社ゼウレカが運営するヘルスケア業界向けイノベーションハブ「Tokyo-1」に、6社がソリューションパートナーとして新たに参画しました。これにより、Tokyo-1は、最先端のスーパーコンピュータ環境と、多様なAIソリューションを提供する充実した体制へと進化します。

参画企業は、英国のV7、米国のCertara、310.ai、Weights & Biases、そして日本のエルピクセル、biomyの6社。それぞれがAIやデータサイエンス分野で独自の強みを持つ企業です。これらの企業が提供する高度な技術とサービスによって、創薬研究や医療におけるデジタル変革(DX)が大きく加速すると期待されています。

各社のソリューション概要

V7: トレーニングデータプラットフォームを提供し、AIモデル開発を効率化します。
Certara: 創薬・医薬品開発におけるAI活用を支援するインフォマティクスプラットフォームを提供します。専門用語に対応した文献探索や文書生成などが可能です。
310.ai: チャットベースで分子デザインが可能なAIプラットフォームを提供し、研究開発を支援します。
Weights & Biases: 生成AIやLLM開発企業にも利用されている、機械学習実験管理プラットフォームを提供します。
エルピクセル: 画像解析AIを専門とし、創薬における様々なフェーズでの課題解決を支援します。
biomy: がん免疫微小環境を解析するクラウドサービスを提供し、治療法の選択や薬効予測に貢献します。

マクニカとの連携によるAI検証環境の提供



ゼウレカは、株式会社マクニカと連携し、AIソリューションの事前検証環境「AI TRY NOW PROGRAM」の提供も開始しました。このプログラムは、マクニカが提供する最新のAIソリューションを導入前に検証できるサポートプログラムです。Tokyo-1と同等の開発環境を構築することで、Tokyo-1の利用を検討している企業は、本番環境に近い状態でソリューションをテストできます。

これにより、導入前のリスク軽減と、投資判断に必要なデータの迅速な収集が可能となり、企業はよりスムーズにTokyo-1を活用できるようになります。また、既にTokyo-1を利用している企業にとっても、新たなソリューションの検証やPOC(概念実証)の機会が提供されます。

Tokyo-1プロジェクト:ヘルスケア業界の未来を創造



Tokyo-1プロジェクトは、国内のヘルスケア業界におけるイノベーションハブとして、最先端のスーパーコンピュータ環境の提供や、参画企業間のコミュニティ運営、そして国内外の最先端AIソリューションの提供などを実施しています。

今回のソリューションパートナーの参画とAI検証環境の提供開始により、Tokyo-1は、より多くの企業が革新的な技術を活用し、創薬や医療の未来を創造するための強力なプラットフォームとしての役割を果たしていくことが期待されます。ゼウレカは、今後とも国内外の企業との協業を推進し、ヘルスケア業界全体のデジタル・トランスフォーメーションに貢献していくとしています。

関係各社の概要



株式会社ゼウレカ
所在地:東京都千代田区大手町
代表者:務台 明子
事業内容:製薬企業やバイオテック企業向けAI創薬支援サービス提供、共同研究開発

株式会社マクニカ
所在地:神奈川県横浜市
代表者:原 一将
事業内容:半導体、サイバーセキュリティなどを扱うサービス・ソリューションカンパニー

本記事では、各ソリューションパートナー企業のより詳細な情報は割愛していますが、各社の公式ウェブサイト等で確認できます。

会社情報

会社名
株式会社ゼウレカ
住所
東京都千代田区大手町1-2-1
電話番号

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