バリアフリー情報を可視化する新たな取り組み
近年、バリアフリーの重要性が高まっています。特に、障害者や高齢者にとって、施設や店舗の利用が障壁なく行えることは、生活の質を向上させる重要な要素です。しかし、事業者の側では「バリアフリー対応しています」という一言だけでは、利用者の具体的なニーズに応えることは難しいのが現状です。このような課題に応えるべく、一般社団法人Ayumiは新たに「利用者満足度を高めるバリアフリー撮影ガイド」を無料で提供することを発表しました。
なぜ「情報の可視化」が必要なのか
事業者からは、「どのようにバリアフリー情報を伝えれば良いかわからない」という声が多く聞かれます。また、電話越しの説明では認識の齟齬が生じることもあり、結果として利用者に満足してもらえないケースが頻繁に見受けられます。これに対し、利用者、特に障害者や高齢者はそれぞれ異なる心身の状況を抱えているため、単に「バリアフリー対応」としただけでは不十分です。利用者自身が自分の状況に合ったサポートを事前に判断できる、正確な情報の提供が必要とされています。
具体的には、施設の設備や備品、サポート体制のほかに、バリアそのものについて詳細に伝えることが求められます。たとえば、段差の高さや通路幅を明示することで、「この高さであれば自分で越えられる」「家族の助けがあれば利用できる」といった具合に利用者にとっての具体的な選択肢を広げることが可能になります。
Ayumiのマニュアルはこのような「情報のミスマッチ」を解消し、事業者と利用者双方に安心感を提供するために作成されました。
改善事例と良い事例
多くの事業者が抱えるのは、情報不足から生じる利用者への不安です。たとえば、テーブルまでのアプローチが狭く、車椅子利用者がアクセスできるか不明な場合や、テーブルの高さがイメージできずに不安になるケースなどが挙げられます。これを解決するためには、段差や通路の幅、施設内の動線を具体的に示す写真が有効です。例えば、店内の広さやテーブルの高さを示した写真を公開することで、利用者のイメージが大きく改善されることがわかっています。
実際、バリアフリー対策が講じられている店舗だと事前にわかれば、実に90.2%の人がその店を訪れたいとの意見を寄せています。逆に、サポートが必要かどうかの情報が明示されれば、残る9.8%も利用意欲が高まるとのデータもあります。このように、視覚的な情報で安心感を与えることが、顧客を引き込む大きな鍵となります。特に、マニュアルを参考にすれば、事業者自身がスマートフォンで手軽に撮影し、迅速に情報を発信できる点が素晴らしい特徴です。
資料の受け取り方
この資料は、今日からすぐに導入できる情報のバリアフリー化に役立つものです。資料は以下の請求フォームから無料でダウンロードができ、スタッフの教育やマニュアル作りにも活用することが可能です。さらに、これは障害者や高齢者、さらには外国人観光客が旅行や外出を楽しむユニバーサルツーリズムの推進にも寄与します。
会社概要
一般社団法人Ayumiは、ホテルや商業施設、オフィス、観光施設などを対象に、バリアフリー対策やユニバーサルツーリズムに関する調査や改善提案、社員研修を一貫して支援する組織です。私たちは、企業と消費者の双方にとって実利のあるバリアフリー社会の実現を目指しています。具体的な詳細については、公式ウェブサイトを訪れていただければ幸いです。電話での問い合わせも受け付けています。
本マニュアルを通じて、より多くの人が安心して施設を利用できる社会の実現に向けて、ぜひご活用ください。