医療用N95マスクMAKRITE 9500-N95、供給の安定性と品質を保つ最新情報

近年、医療現場での感染防止対策として重要な役割を果たしている医療用N95マスク。このたび、台湾に本社を置くMAKRITE社が製造する9500-N95マスクが入荷しました。本記事では、MAKRITE社に関する情報や、医療用N95マスクの特長、流通体制について詳しくお伝えします。

医療用N95マスクとは

N95マスクは、米国疾病予防管理センター（CDC）のNIOSH基準を満たした製品に与えられる認証です。この中でも医療用N95と認められるのは、さらにFDAの承認を得たモデルのみです。つまり、医療用N95マスクを選ぶ上で、米国の厳しい基準をクリアした高品質な製品であることが重要です。

MAKRITE社の概要

MAKRITE社は、世界中で高品質のN95マスクを生産するメーカーのひとつであり、336のメーカーから出される1258種類のN95マスクの中で、同社は53種類の自社ブランドおよび68種類のOEMモデルを展開しています。実際、MAKRITE社は世界のN95マスクの5.4%を生産しているという大手企業です。

医療用N95マスクの特長

現在、医療用N95として正式に認定されているマスクは、わずか84種類。MAKRITE社は、そのうちの36種類を生産しており、医療用N95マスクの約40%を占めています。従来の3M社製1860モデルに加え、MAKRITE社の製品も、台湾の外交物資や世界各国にOEM供給されるなど、信頼のある品質を確保しています。

安定供給体制の整備

MAKRITE 9500-N95マスクは、製造工場から医療現場へのダイレクトな物流構成が特長です。この仕組みにより、迅速に医療提供者に届けられ、タイムラグが発生しません。また、2020年8月製造のロットが直ちに日本に入荷し、空調管理された倉庫で保管されています。こうした品質保持に万全の体制を施すことで、安心して使用していただける製品の供給が実現しています。

販売情報

MAKRITE 9500-N95マスクは、自治体、病院、医療問屋を対象にした卸し販売が中心となっており、一般的なクリニックや小規模病院には1箱（20枚入り）から販売が行われています。価格設定はオープンプライスとなっており、医療関連業種かどうかによって購入条件が異なるため、事前にその旨をご確認ください。加えて、10月にはニトリルグローブも入荷予定です。こちらも予約制となるため、興味のある方は早めの問い合わせをお勧めします。

MAKRITE社の製品は、信頼のおける医療用N95マスクを必要とする医療機関に安定的に供給され続けることで、感染防止対策に貢献しています。今後もその高品質なマスクの供給が期待されます。