日本初！3D構造模型で施工現場と設計の違いを解消するサービスを公開

施工現場と設計のすれ違いを解消する新サービス『NOVAS』

建設業界では、図面の解釈や施工の進行に伴い、さまざまな誤解やコミュニケーションのズレが生じることが頻繁にあります。その影響で追加コストや工期遅延が発生し、中規模案件では数百万円もの損失につながる場合も少なくありません。そんな課題を解決するために、株式会社ラムダデジタルエンジニアリングが新たにクレーム「3D構造模型サービス『NOVAS』」を導入し、ホワイトペーパーを無料で公開しました。

『NOVAS』の特徴と利点

『NOVAS』は、日本初となる3Dプリント構造模型サービスであり、建設業界向けに特化しています。

1. 現場と設計の“共通言語”を提供

このサービスの主な目的は、設計者、施工会社、工務店、職人、発注者が同じイメージを持って作業を進められるようにすることです。3D模型を通じて、「見る・触る・動かす」といった体感を得られるため、従来の2D図面やデータでは伝わりにくい奥行きや納まりを明確に理解できます。

2. 手戻り工数の削減

現場全体が同じ3Dモデルを参照することで、設計変更や情報伝達の遅れによる認識ズレを防止し、手戻り工数を大幅に削減。また、工期遅延を防ぐことが可能です。このように、効率化が進んだ結果、現場のストレスが軽減され、従業員の生産性も向上します。

3. クライアントへの説明がスムーズに

クライアントへの説明を行う際、立体的な模型を使用することで、専門知識を持たない施主でも容易に理解することができます。信頼性の高いプレゼンテーションが実現し、顧客との関係構築に寄与します。

成果と活用事例

NOVASを導入した工務店や施工会社からは、現場の効率化を実感したとの声が多く寄せられています。具体的には、設計・施工の打合せの際、模型を囲んで意義を素早く共有し、打合せ時間を半分に短縮した企業もあります。また、新人教育や協力会社との連携を円滑にする効果も報告されています。

シンプルな発注プロセス

モデル発注は非常にシンプルで、次の3つのステップで完了します：
1. データ送付（BIM・構造解析データなど）
2. 3Dプリントで構造模型を作成
3. 最短7営業日で納品

このスピード感も大きな利点と言えるでしょう。

今後の展開とビジョン

『NOVAS』は、工務店・建設企業にとどまらず、設計事務所や教育機関でも広く活用できる場を模索しています。施工現場の効率化から、さらには学生の教育現場に新たなコミュニケーションをもたらすことが目指されています。これにより、将来的には建築業界全体の改革が期待されます。

代表取締役からのメッセージ

代表取締役の田村尚土氏は、「建築の現場では、関わる立場によって見えているものが異なることが多いです。NOVASは、その認識の違いを埋めるための立体ノートとして開発しました。」と説明されています。模型を通じて同じゴールを共有することで、現場の効率化だけでなく、建築の価値そのものを向上させると考えています。

会社概要

株式会社ラムダデジタルエンジニアリングは、構造エンジニアリングとデジタル技術を組み合わせ、建築の設計・施工・教育を支援する企業です。先端技術を活用した新しい構造設計の形成を目指し、常に現場に根ざしたデジタル活用に取り組んでいます。

無料のホワイトペーパーは、公式Webサイトからダウンロードが可能です。適用される建築技術や、今後の展開などが詳しく説明されていますので、関心のある方はぜひチェックしてみてください。