池袋サンシャインシティで新たな憩いの場が誕生
東京都・池袋のサンシャインシティでは、地域とアーティストが協力してアートを楽しむイベント「Street Furniture Live Painting Lab.」が開催されます。このイベントは、12月1日(日)に南入口前広場で行われ、ストリートファニチャーにアートを施す作業に参加することができます。
アートとの新しい出会い
この活動は、「STUDIO201」という団体との連携で実現し、池袋エリアを拠点に、アートを通じた共育プログラムを推進しています。「Kids = Artists」というプログラムでは、子どもたちとアーティストが一緒に創作し、個性や多様性の重要性を発信しています。
地域の憩いの場を目指して
南入口前広場には、池袋エリアのさまざまな企業や団体が参加した「池袋エリアプラットフォーム」によって設置されたストリートファニチャーが置かれています。この取り組みは、地域住民がくつろげるスペースを提供することを目的とした「IKEBUKURO PUBLIC FURNITURE TRIAL」の一環で、2024年10月にはさらなる展開が計画されています。
具体的には、南入口前広場は普段は歩行者通路として使われている場所ですが、ストリートファニチャーの設置やイベントによって、「憩いの場」や「賑わいの場」の実現を目指しています。この空間が生まれることで、通行する人々が足を止め、アートを楽しむ新たな文化が根付くことを期待しています。
同時開催のアートマーケット
さらに、11月30日(土)から12月1日(日)にかけては、池袋西口の創形美術学校の学生たちによる作品販売会「つくるをかたちにマーケット」も行われます。ここでは、学生たちが制作したグッズや原画の販売のほか、その場で描くデジタル似顔絵(有料)も体験できます。アートとデザインを中心にしたこのイベントは、訪れる人に新たな発見を提供することでしょう。
ストリートファニチャーの制作体験
「Street Furniture Live Painting Lab.」のメインイベントでは、参加者が自由にウッドテーブルをペイントすることができ、アーティストたちがそれぞれのセンスで仕上げを行います。一般の方は15:00まで参加可能で、途中からはプロのアーティストによる最後の仕上げが行われます。
日時は12月1日(日)の11:00から17:00まで。参加は無料で、申込も不要ですので、お子様も大人も気軽に参加できます。イマジネーション溢れる作品づくりを楽しむチャンスをお見逃しなく!
地域みんなで創る楽しさ
池袋エリアプラットフォームは地域の企業や団体、学校、行政機関が協力してまちづくりを進める共同体です。2022年11月から活動を開始し、さまざまな取り組みを通じて、池袋を「楽しいまち」にするための様々な実験やイベントを実施しています。このような活動のもと、地域住民も参加できるアートイベントが生まれ、池袋の文化がさらに深まります。
最後に
このような取り組みを通じて、池袋がより魅力的に進化していくことを期待しています。高架下という場所がアートで彩られ、新しいコミュニティスペースとして生まれ変わる様子は、訪れる人々にとっても刺激的な体験となることでしょう。ぜひ、子どもから大人まで、アートを楽しむ場に足を運んでみてはいかがでしょうか。