GWの消費動向
2020-05-25 15:01:37

ゴールデンウィークにおける消費動向と今後の節約意識に関する調査結果

ゴールデンウィークにおける消費動向と今後の節約意識に関する調査結果



株式会社モニタスは、新型コロナウイルス感染症が2020年のゴールデンウィークに及ぼした影響について、全国の1,000人を対象に調査を実施しました。この調査は2020年5月7日から11日にかけて行われ、消費の実態や今後の意識について詳しいデータが得られました。

GWの消費が減少


調査結果によると、今年のゴールデンウィークにおいて、72.7%の回答者が前年に比べて消費が「減った」とし、特に約50%の人々は「かなり減った」と答えています。これは、新型コロナウイルスによる外出自粛や自粛要請の影響が色濃く表れた結果です。

消費金額に関しては、約80%の人々が「0~2万円以内」と答え、そのうち「1万円以内」が45.4%を占めています。この結果からも、昨年に比べて大幅に出費を抑えた傾向が伺えます。特に、「5万円より多く使った」という人はわずか4%にとどまっており、経済的にも厳しい状況が続いていることが確認されました。

節約意識の高まり


調査では、今後の消費についても興味深い結果が出ています。GW後、70%の人々が「節約する」と回答し、その内訳を見ると「真剣に節約する」と「無理ない程度に節約する」がそれぞれ21.5%と48.2%という結果でした。この割合は、3月下旬の調査よりも約3ポイント上昇しており、未だに経済的不安を抱える人が多いことがわかります。

GW後の消費予測


GW後において、増加が見込まれている消費カテゴリは「食品・飲料」が45%であり、特に「日用品」の購入も17%増えるとされています。自宅で過ごす時間が長くなる中で食材の購入や掃除用品の需要が高まることが予想されています。

一方で、消費が減少すると思われるカテゴリには「ファッション・衣料品」があります。特に外出機会の減少により、外出着や個人用の小物、靴などの購買意欲が低下しているとのことです。

具体的な減少傾向として、外出着・アウター(10.9%減)や靴、カバンなどのファッション小物(10.1%減)があります。今後もしばらくは外出自粛が続く可能性が高く、ファッション関連の消費が停滞する兆しが見えてきました。

まとめ


調査結果は、新型コロナウイルスの影響がいかに人々のライフスタイルや消費行動に変化をもたらしているかを浮き彫りにしました。今後も、外出自粛が長引く場合には、節約意識の高まりとともに、消費動向がどのように変わっていくのかに注目が集まります。

調査概要


  • - 調査対象:全国の20代~50代の男女1,000名
  • - 調査期間:2020年5月7日~5月11日
  • - 調査方法:モニタスインターネット調査

会社概要


  • - 会社名:株式会社モニタス
  • - 代表者:代表取締役社長 林 秀紀
  • - 所在地:東京都港区芝公園1-1-1
  • - 設立:1991年4月
  • - 事業内容:モニターアライアンス事業、LINEリサーチ事業、アンケートサイトQzooの運営
  • - 資本金:7,422万円
  • - 公式サイト:モニタス

会社情報

会社名
株式会社モニタス
住所
東京都港区芝公園2-6-3芝公園フロントタワー22F
電話番号
03-5776-2821

トピックス(経済)

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