パナソニックの快挙
2025-12-24 14:24:25

パナソニック オートモーティブシステムズがEcoVadisからブロンズメダルを獲得!

パナソニック オートモーティブシステムズ、EcoVadisのブロンズメダルを受賞



近年、企業のサステナビリティに対する評価が注目を集める中、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下、PAS)がその窓口となっている国際的な評価機関EcoVadisから「ブロンズメダル」を獲得しました。このメダルは、全体の上位35%にのみ付与されるものであり、企業の環境への取り組みや社会的責任が高く評価された結果と言えます。

EcoVadisとは何か?



EcoVadisは、世界185の国々において15万社以上の企業を対象に、サステナビリティパフォーマンスの評価を行っています。その評価基準は、環境への配慮、労働と人権、倫理、持続可能な資材調達の4つの分野にわたり、企業が採用する21の指標に基づいてスコアが算出されます。PASが今回の評定で受け取ったブロンズメダルは、この厳しい基準をクリアした証となります。

PASのミッションとESGへの取り組み



PASの企業ミッションは「一人ひとりのより良い暮らしの実現に向けて、持続可能なモビリティ社会を創造する」ことです。特に自動車業界は、その環境への負荷が大きいため、ESG(環境・社会・ガバナンス)への対応が急務とされています。

具体的には、環境問題への取り組みに加え、サプライチェーン全体における人権の尊重、労働環境の向上、資源調達の倫理的な配慮などが求められています。PASは、これらの課題に真摯に向き合い、社内およびサプライチェーン全体で実行可能な体制の構築を進めています。

EcoVadis評価の詳細



今回の評価において、特に高く評価されたのは「持続可能な資材調達」分野です。PASは、コンフリクト鉱物の管理や、CMRT(Conflict Minerals Reporting Template)を用いたデューデリジェンスの実施を通じて、責任ある調達を推進しています。これにより、組織的に環境や社会への配慮を管理している点が評価されました。また、全体的に施策の方針や実施が国際的な基準に則って高い水準にあるとの評価も受けました。

今後の展望



PASのESGへの取り組みは、企業の持続可能性のみならず市場での競争力をも左右する重要な課題です。イノベーションを推進し、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた活動をさらなる強化に向けて努力する意志を表明しています。

「今回の評価は、単なるスタート地点であり、今後もサステナビリティ活動の見直しと改善を重ね、業界全体の持続可能な発展に寄与するよう努力していきます」と、PASの取締役でESG推進担当執行役員の中雄久嘉氏は述べています。

企業価値の向上を目指し、株主や顧客とのコミュニケーションを通じて高い透明性の事業運営を心掛けていくPAS。持続可能な未来に向けたその姿勢が企業の信頼をさらに高めることでしょう。

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社について



PASは、日本を本社とし、海外に8か国の子会社を有するグローバル企業であり、自動車メーカー向けにインフォテインメントシステムなどの先進技術を提供しています。今後、社名を「モビテラ株式会社」へと変更予定で、さらなる成長を目指しています。

詳細は公式サイトをご覧ください: パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社


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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

トピックス(経済)

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