廃漁網アップサイクル企業amuがForbes特別賞を受賞!
宮城県気仙沼市を拠点とするamu株式会社の代表取締役CEO、加藤広大が最近、世界的経済誌「Forbes JAPAN」が主催する「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2025」のAudi特別賞を受賞しました。この賞は、新しい価値を創造する次世代のリーダーを称えるもの。加藤氏は、廃棄予定の漁網を活用して新たな製品作りを行う取り組みが評価された結果、受賞に至ったといいます。
特別賞の背景
Audiは常に先進技術の探求と進化を続ける、自動車業界のリーダー的存在です。その理念は加藤氏のビジネスとも共鳴しています。amuが実施するアップサイクル事業は、環境負荷を軽減し、地域社会とも密接に連携を図ることで、循環型ビジネスの確立を目指しています。加藤氏はこの受賞について「このような名誉ある賞をいただくことは思わなかった」と語り、特に支えてくれた人々への感謝を強調しました。
受賞セレモニーの様子
受賞セレモニーは2025年8月25日に行われ、加藤氏は俳優の浜辺美波さん、ブレイドダンサーの湯浅亜実選手と共に壇上に上がりました。彼らはそれぞれの分野での挑戦を通して新たな道を切り開いており、オーディエンスに深い感動を与えたとして注目を集めました。
amuのビジョン
「いらないものはない世界をつくる」というビジョンのもと、amuは廃漁網を回収し、アップサイクルすることで多くの製品を生み出しています。加藤氏は漁業者と地域の人々と力を合わせながら、彼らのストーリーを商品に反映させたいとの思いを語っています。また、世界中の漁村を回り、さまざまな漁具を蘇らせることで、新たな価値観を創造することに熱意を注いでいます。
会社の歩み
amu株式会社は2023年に設立され、その後も急成長を遂げている企業です。その歩みは次の通りです。
- - 2023年5月:amu株式会社の設立。
- - 2023年10月:漁網由来の新素材ブランド「amuca®」を発表。
- - 2023年11月:宮城県北部鰹鮪漁業組合と協定を締結。
さらに、2024年には廃漁網を利用した製品を市場に導入し、さまざまな受賞歴も持っています。特に「東洋経済すごいベンチャー100」にも選出されるなど、成果を上げ続けています。
加藤広大のプロフィール
加藤氏は大学在学中に起業経験を持ち、若いうちからリーダーシップを発揮してきました。サイバーエージェントにて番組プロデューサーを担い、Twitterのトレンド入りするなど、多くの実績を残しました。2019年に宮城県に移住してからは、漁網のアップサイクルに目を向け、具体的な事業計画を実行に移しました。2025年には「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」にも選出されています。
未来への期待
加藤広大とamuの挑戦は、サステナビリティや環境保護を意識する現代において、非常に重要な役割を果たすことでしょう。これからも彼らの成長に目が離せません。未来のビジョンを実現するために、加藤氏はさらなるステップを踏み出していくことでしょう。
会社情報
- - 社名:amu株式会社
- - 本社所在地:宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
- - 代表者:加藤広大
- - URL:amu株式会社公式サイト