環境省が第7回ESGファイナンス・アワード募集開始社会貢献企業を表彰

環境省が第7回ESGファイナンス・アワードを開催

環境省は、企業の持続可能な取り組みを広める目的で、現在「第7回ESGファイナンス・アワード・ジャパン環境サステナブル企業部門」の募集を開始しています。これは、環境に対する意識を高める企業を評価・表彰するためのプログラムであり、応募する企業は、環境とビジネスの調和を図るための具体的な戦略を持つ必要があります。

表彰制度の目的

このアワードは、「環境関連の重要な機会とリスク」を企業の価値向上に結び付け、環境への正の効果を生み出す企業を認識し、その成果を社会に広めることを目的としています。環境に配慮した経営を実践する企業の事例を示すことで、ESG金融や環境に関する取り組みの質の向上を目指します。

応募資格

参加資格は広く、全ての上場企業を対象とし、また国内外問わず、一定規模以上の非上場企業も応募可能です。具体的には、直近の年度において売上高60億円以上、従業員数250人以上の企業が対象となります。ただし、過去2年連続で環境大臣賞を受賞した企業は次年度の応募ができません。

賞の種類

授賞プログラムでは、金賞、銀賞、銅賞、さらには特別賞やテーマ別賞が用意されています。特に、企業が複数の環境課題を同時に解決するための取り組みや、特定の環境テーマに対する優れた成果が評価されることが強調されています。加えて、開示の充実度が一定基準を超えた企業は「環境サステナブル企業」として認定され、応募を繰り返している企業の中からは「環境開示プログレス企業」も選定されます。