支援を通じた保育の質向上
大阪市に拠点を構えるNPO法人ここのばが、保育園や認定こども園のために新たに「保育第三者評価サービス」を提供開始しました。このサービスは、受審準備から改善計画の策定まで、専門家の伴走支援を通じてトータルでサポートします。特に、「負担最小・効果最大」をテーマに、ITを活用して現場の負担を軽減し、実践的な学びへと結びつけます。
サービスの概要
このサービスの最大の特徴は「専門性」にあります。保育と療育の領域に精通した評価者が、経営者と現場の意見を融合させた客観的な評価を行います。これにより、利用者が抱える様々な不安—「準備に手間がかかるのでは?」「職員のアンケートが面倒だ」—を解消し、スムーズな評価プロセスを実現します。
ITで負担を軽減
プロジェクトの工数を可視化することによって、自己評価や現地調査が効率的に進められる体制を整えています。これにより、職員の負担が軽減され、現場の実務に集中できます。
研修を通じた専門性の強化
また、発達特性のある子どもに関する悩みを抱える保育者のための研修が用意されています。これは自由参加の形式で実施され、保育者が直面する問題に対処する手段を提供します。これにより、学びを実際の実践に活かせるようになります。
明確なプロセスとコスト設定
この評価サービスは、自己評価シート、保護者へのアンケート、現地調査とその結果の報告、さらには研修までを含め、400,000円(税別)で実施されるクリアな料金体系を持っています。透明性のあるプロセスを設計することが、利用者の信頼を高める要素ともなります。
利用者へのメリット
「保育第三者評価」は、ただの点検に留まらず、実際の運営改善に至るための重要な手段です。第三者視点からの客観的評価を通じて、自園の強みを再認識し、保護者や地域の信頼を高めることが可能です。さらに、人材育成や連携の見直しにつながる貴重な機会にもなるのです。
サポートの流れ
具体的な支援の流れは以下の通りです。
1.
自己評価シート作成支援:66項目にわたる自己評価シートを作成し、事業計画や人材育成を包括的に網羅。
2.
保護者アンケートの実施・分析:評価機関が収集したアンケートを元に、ユーザーの意見を分析します。
3.
現地調査・ヒアリング:評価者が実際の園を訪問し、その実態を把握。
4.
評価報告と改善提案:得られた評価結果を基に、次に進むための具体的な改善計画が策定されます。
結論
「保育第三者評価」サービスは、ただの点検作業ではなく、園の行動を変えるための設計がなされているのが特徴です。NPO法人ここのばの代表理事、百瀬洋介氏は、「評価を通じて現場が変わり、子どもたちが安心して育つ環境を共に作っていくことが重要」と述べています。これからも全国の保育施設が、その質を向上させるための一助となることを目指しています。