LEXUS新型RXにアイシン
2022-12-05 13:39:38

アイシングループ製品がLEXUS新型「RX」に搭載、走行性能が向上

アイシングループ製品がLEXUS新型「RX」に採用



2022年11月18日に発売されたLEXUSの新型「RX」に、株式会社アイシンおよびそのグループ製品が搭載されたことが発表されました。新型RXは、次世代のLEXUSが目指す走行性能やデザインを文部、全面的に刷新されました。このモデルは「対話できるクルマ、走って楽しいクルマ」をコンセプトに掲げ、パフォーマンスモデル「RX500h F SPORT Performance」を導入しました。

走行性能向上のための先進技術



新型RXには、電動化技術を活用した四輪駆動システム「DIRECT4」が採用され、よりレスポンスの良い加速を実現しています。新開発のハイブリッドシステムとの組み合わせにより、運転中の心地よさが一層向上しました。このシステムには、アイシン製の「1モーターハイブリッドトランスミッション」と「eAxle」が採用されており、高い加速性能と燃費効率が実現されています。

また、高い取り回し性と高速走行時の安定感を提供するために、アクティブ・リア・ステアリング(ARS)が装備されています。さらに、ブレーキによる車両姿勢制御に貢献する「回生協調ブレーキシステム」も搭載されており、多面的な運動性能の向上に寄与しています。

空力性能を向上させる新技術



アイシンによる新開発の「アッパー&ロア一体タイプ グリルシャッター」は、従来の二つのタイプを一体化させたものです。これはラジエーター前に装着されるシャッターで、フィンを開閉することでグリル内の風の流れを制御し、空気抵抗を低減します。新しい設計により、フィン部の面積が大きくなり、空力性能や燃費への効果が一層高まりました。

さらに、株式会社アドヴィックスの新製品である「高性能キャリパ」も装備されています。このアルミ対向型6ポットキャリパは、制動力やコントロール性が優れており、リニアなブレーキフィーリングを実現しています。特に狭い搭載スペースを持つ前輪駆動車への適用も可能となっており、デザイン面でもローターやホイールとの調和が図られています。

環境への配慮



アイシングループは、新しい塗料の開発によって生産時のCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルへの貢献を目指しています。今後も、環境や社会に配慮した技術開発を進め、「”移動”に感動を、未来に笑顔を」という経営理念を実現するために取り組んでいくとのことです。

新型LEXUS RXとアイシングループの先進技術がどのように組み合わさるのか、期待が高まります。次世代の車両技術を体感できる機会が増えることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社アイシン
住所
愛知県刈谷市朝日町2-1
電話番号
0566-24-8441

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