売上好調の「ガチャブック」が再登場!
最近、書店業界は厳しい状況が続いていますが、そんな中、富山県高岡市の文苑堂書店が新たな試み「ガチャブック」を展開し、多くの反響を呼んでいます。このサービスは、ガチャガチャを使って自分の知らない本に出会える機会を提供するもので、初回実施からわずか1か月で330冊以上が販売される大成功を収めました。
第1弾の成功を受けて
2025年2月に開始された「ガチャブック」は、書店ならではの「偶然の出会い」をコンセプトにしており、本を手に取らない層にも読書の楽しさを広めることを目的としていました。「ガチャ」という形で本を選ぶことで、普段は手に取らないジャンルの本に出会えるチャンスが増え、参加者からは「楽しい」という声が多数寄せられました。中には、子供たちと一緒に本を楽しんだという家族の声もあり、読書への新しいきっかけを提供する機会となりました。
第2弾の内容
2025年6月21日から始まる第2弾では、新テーマとして「はじめてのBL」など、3つの新テーマが追加されます。今回は、より多くの方々に楽しんでもらえるよう、お客様からのリクエストにも応じてテーマが選ばれました。
- - 「読んであげたくなる絵本」(1回1,500円)
こちらは出産祝いにもぴったりな、少しひねった絵本のセレクションで、特に他の人とかぶらない本を求める方におすすめです。
- - 「気になる!はじめてのBL!」(1回1,000円)
BLに初めて触れる方に向けた、おすすめの20作品が揃います。本に馴染みのない層も、この機会に新たな体験を手に入れることができます。
- - 「書店員の選ぶ本当に面白かった本」(1回1,000円)
第1弾で評判を博したテーマが再登場。書店員が自信を持って選んだ文庫30冊をご用意しています。
加えて、本と一緒にお楽しみいただけるノベルティとして、「文豪珈琲」もセットされています。この珈琲はドリップ式で、ガチャブックで出会った作品と共に購入することができます。
ガチャブックの利用方法
ガチャブックを楽しむための流れはシンプルです:
1. レジで会計をし、ガチャ専用のメダルを受け取ります。
2. ガチャを回して、番号札を手に入れます。
3. 番号札をレジで提示し、本と交換します。
この手軽さから、参加者は気軽に本を探索し、楽しむことができます。
書店の魅力を再発見
書店が閉店する中、文苑堂書店は「ガチャブック」を通じて、「想像もしなかった本との出会い」という書店独自の魅力を提供することに成功しました。今後も新たなテーマの入れ替えや、オンラインショップとの連動企画を検討しているそうです。
この企画が、書店の存続に寄与すると共に、多くの人々に新たな読書体験を提供することを期待しています。場所は文苑堂書店 福田本店で実施され、2025年7月21日までの期間限定です。興味がある方は、この機会をお見逃しなく!
サービス情報
- - 提供期間:2025年6月21日(土)~ 2025年7月21日(月)
- - 場所:文苑堂書店 福田本店(富山県高岡市福田43)
- - 料金:各テーマの料金に基づき、ガチャを楽しむことができます。
この「ガチャブック」は、ただの本を超えた、素敵な発見の旅になることでしょう。