オリックス・クレジット、TISのCTIサービスを導入
オリックス・クレジットは、コールセンター向けシステムを従来のオンプレミスからTISの『TIS CTI Cloud』に移行し、新たな運用を開始しました。この移行により、様々な利点を享受することができました。
新システムへの変更理由
オリックス・クレジットは、2002年にコールセンターを立ち上げ、2007年からは独自に構築したIP電話対応のCTIシステムを運用してきましたが、システム保守や音質の不安定さが課題となっていました。そこで、保守契約の更新時期をきっかけにシステムの刷新を決定し、複数のサービスを比較検討する中で、TISの『TIS CTI Cloud』を選択しました。
選定の主な理由は、以下の3点です。
1.
サービス品質の安定性:公衆回線を利用した音声品質の安定性。
2.
運用負荷の軽減:クラウド型であるため、老朽化やサポート切れのリスクがない。
3.
TISのインテグレーション力:既存システムとのスムーズな連携及びカスタマイズ対応能力。
移行とその効果
TISは、2013年に既存システムの調査を開始しました。その結果、CTIの機能差やIP電話から公衆回線への移行を経て、2014年3月にはすべての移行作業を完了しました。これにより、オリックス・クレジットはシステム運用コストを以前より10%以上削減でき、音声品質の向上も実現しました。
さらに、電話番号と端末の紐付けなどの設定変更が容易になったことで、将来的な業務展開にも柔軟に対応可能な環境が整いました。これにより、コールセンター業務にさらなる注力ができるようになりました。
今後の展望
オリックス・クレジットは、移行したクラウドシステムの特性を活かして、他の部門や業務への『TIS CTI Cloud』の展開を検討しています。このクラウドシステムの導入により、社内でのIT業務は大幅に改善され、コールセンター業務の生産性向上が期待されています。
ここまでの内容について、詳しくは以下のリンクをご覧ください。
オリックス・クレジットの詳細
『TIS CTI Cloud』について