ポルテロサービス実証実験
2021-07-29 13:55:45

非接触型サービス「ポルテロサービス」の実証実験がスタート

コロナ禍が長引く中、密を避けるためのサービスニーズが高まっています。特に、非接触で利用できるシステムへの注目が集まっています。最近では、キャンピングカー市場やオートキャンプの参加者が増加傾向にあり、新しい観光スタイルや車中泊文化が求められています。しかし、オーナーが自分のロケーションや設備を非接触で貸し出すためには、設備投資が必須です。また、利用者を集めるための仕組み作りも初期投資が必要とされています。これらの課題を解決するために開発されたのが、ポルテロのスマートゲート制御システムです。

ポルテロサービスは、まずキャンピングカー向けの事業者向けシステムを市場開発していく方向で進められています。具体的には、長距離移動を楽しむ人々にとって、駐車場や電源供給が必要不可欠であることから、新たなビジネスチャンスを提供するのです。このシステムはポルテロスイッチと呼ばれ、予約・認証・料金決済を行う専用のアプリと連携しています。

ポルテロスイッチはスタンドアロン機器であり、常にインターネットに接続する必要がありません。これにより、通信費や初期投資を抑えることができ、管理者を置かずとも無人で運営することが可能です。専用アプリを使うことで、利用者は手軽にキャンピングカー用の駐車場や電源を探し、事前に決済を済ませることができます。

このサービスの特徴として、現場に設置されたポルテロスイッチが利用者のスマホからの認証信号を受け取ると、スマートゲートが自動的に解錠されるしくみがあります。これにより、オーナーは非対面での運営が容易になるのです。

実証実験は8月から10月までの間に行われ、利用状況の検証や不具合の改善に取り組むことで、本格的な販売を年内に見込んでいます。ポルテロは、サービスプロバイダーとしてロケーションオーナーとの連携を強化し、製造はパートナー企業と協力して進めていく予定です。

ポルテロは2019年に設立されたスタートアップで、駐車場や電源利用の制御システムを目指しています。独自のIoTデバイスやアプリケーションを駆使し、オーナーと利用者双方のニーズを満たすことを目的としています。今後、このサービスが広まることで、キャンピングカーの利用がさらに便利で豊かなものとなることが期待されています。

会社情報

会社名
合同会社ポルテロ
住所
長野県中野市草間1048-8
電話番号

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