岡山大学が地域社会を支える新たな取り組み
岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年10月17日、第28回おかやま地域発展協議体の委員会を津島キャンパスで開催しました。この協議体は、2016年に創設され、岡山の持続的な発展に貢献するため、産・官・学・金・言の各セクターが協力して活動しています。本学が事務局を担っています。
認識を深め、課題に取り組む
委員会では、過去に開催された「岡山県の人口問題に関する勉強会」の報告が行われました。この勉強会は7月22日と8月21日に実施され、各団体が人口減少問題に関する政策を討議し、その結果を元に意見交換を行いました。議論を通して、各団体の意見を今後の取り組みに活かすため、「おかやま円卓会議」への意見提供を決定しました。
新たな地域の魅力創出
さらに、おかやま地域発展協議体の専門委員会である「おかやまSDGs研究会」は、「おかやま未来共創プロジェクト」を提案しました。このプロジェクトは地域の魅力向上を目的としており、「岡山県版ふるさと未来共創ボードゲーム」の作成が承認されました。このボードゲームを通じて、より多くの人々に岡山の魅力が伝わり、「選ばれる岡山」を目指す取り組みの一環です。
国内外の交流促進
また、昨年10月10日にはスウェーデンからの参加者を招き、岡山駅前のイコットニコットで意見交換会が行われました。地方自治体や経済界から30人以上の参加者が集まり、地域の課題を共有し、人口減少問題や地域イノベーションについて活発な議論が交わされました。このような国際的な交流を通じて、岡山の地域問題への理解が深まることが期待されています。
未来への期待
岡山大学は、今後も地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、持続可能な地域発展に向けた様々な取り組みを進めていく予定です。市民同士や地域団体との協力を重視しながら、革新的なアイデアを形にしていきます。みなさまのご支援、ご期待をお寄せいただければ幸いです。
詳しい情報やお問い合わせは、岡山大学の公式ウェブサイトやSDGs関連ページをご覧ください。