新サービス「ZENSHIN」の登場
2025年5月1日から、特定技能2号の取得を支援する新しいサービス「ZENSHIN」が導入されます。このサービスは、主に「造船業」と「建設業」を対象にしており、今後は更なる分野の追加も検討しています。
特定技能制度の現状
特定技能制度は日本の人手不足を背景に、外国人材の受け入れを促進するために導入された制度です。2019年4月から運用が開始されたこの制度には、特定技能1号と2号の区分があり、特定技能1号は多くの業界で利用されています。2024年には、特定技能外国人が25万人を超え、政府目標として82万人超の外国人労働者を迎え入れる計画が進められています。
特定技能2号への移行
新たに運用が始まる特定技能2号は、特定技能1号からの移行を目的としています。しかし、移行に必要な条件が複雑で、技能や日本語力、実務経験など三つの指標が求められます。このため、現状特定技能1号を持つ外国人やその企業からは混乱の声もあがっています。
「ZENSHIN」の特徴
「ZENSHIN」は、特定技能1号から2号への円滑な移行を支援するため、スキル試験の準備や日本語教育を一貫して提供します。具体的なサービス内容には、各業界や専門用語に特化した日本語教育、試験対策、個別のフォローアップや相談支援が含まれています。
実際に試験に挑戦したベトナム人受講生では、約半年間のテスト運用を経て、合格率が90%以上に達しました。これは、日本語が不流暢な受講者にとって、大きな成果と言えるでしょう。
今後の展望
今後、barcaは各国の現地機関と連携し、優秀な人材の確保を目指します。また、すでに日本で働く外国人とのネットワークを拡充し、求人企業が求めるスキルを持った人材を適切に紹介することに注力しています。特定技能外国人との関係構築を通じて、業界全体のニーズに応える体制を整えていくことを目指しています。
最近、特定技能2号についての情報をSNSや動画サイトに掲載したところ、11万回以上の視聴を獲得。すでに特定技能2号を持つ外国人からの問い合わせも増加しています。この反響を受け、私たちは人材紹介だけでなく、企業との持続的なパートナーシップを強化することに注力しています。
無料セミナーの開催
「ZENSHIN」のサービス開始に合わせて、特定技能2号に関する無料セミナーを開催します。以下の詳細をチェックし、参加をご希望の方はお早めにご登録ください。
- - 日時:2025年5月1日(木)12:30~13:30(受付は12:20から)
- - 場所:オンライン(Zoom)
- - 参加費:無料
- - 定員:60名
- - 申込〆切:2025年4月30日(水)12:00
- - 申込フォーム
企業情報
「ZENSHIN」を提供するのは、株式会社barcaです。創立は令和3年11月1日、資本金は200万円。代表取締役は末光伊芙季氏で、大阪府大阪市に本社があります。
弊社の理念は、個々の価値を最大化すること。国籍や文化の違いにかかわらず、全ての個人が持つユニークさを尊重し、それを社会で活かすための支援を行っています。
詳細は
公式HPをご覧ください。