東北初！「三陸・大船渡夏まつり」花火大会駐車場がアキッパで有料予約制に。交通混雑緩和と収益確保へ

駐車場予約アプリ「アキッパ」を運営するakippa株式会社は、2024年8月3日に開催される「三陸・大船渡夏まつり」において、公式駐車場を有料・事前予約制で販売することを発表しました。

東北地方での花火大会駐車場予約制導入は今回が初となります。予約は7月10日(水)12時から開始され、有料桟敷席の予約も受け付けられます。

三陸・大船渡夏まつりは、岩手県大船渡市で60年以上開催されている伝統的な夏まつりです。8月2日(金)、3日(土)の2日間開催され、毎年多くの観客で賑わいます。

夏まつりのフィナーレを飾る花火は、企業協賛や市民協賛により資金を集めて開催されてきました。しかし、近年は警備費や花火そのものの値上がりが影響し、実行委員会は協賛金以外に収益確保が求められています。

これまで無料先着順で利用可能だった駐車場は、今年は有料・事前予約制とすることで、交通混雑の緩和と収益確保を目指します。アキッパは予約時の事前決済（クレジットカード、キャリア決済、PayPay）に対応しており、当日現地での現金回収リスクがない点が特徴です。

三陸・大船渡夏まつりでの有料予約制導入は初の試みですが、アキッパが企画から運営までフルサポートできる点が採択された理由の一つとなっています。アキッパは、過去に第75回諏訪湖祭湖上花火大会や第92回土浦全国花火競技大会にて公式駐車場運営の実績があり、これらの経験を活かしてイベントを運営していきます。

利用可能な駐車場は、観覧駐車場、第一駐車場、第二駐車場、第三駐車場の4つです。料金は、観覧駐車場が5,000円/日、それ以外の駐車場が2,000円/日となっています。また、有料桟敷席も用意されており、料金は1,000円/日です。

アキッパは、駐車場のシェアリングサービスで、月極駐車場の未契約区画や個人宅の車庫・空き地・商業施設など空いている場所を時間貸し駐車場としてスマホから簡単に貸し出せます。ドライバーはWebまたはアプリから事前予約・事前決済して利用できます。スペースの貸出や会員登録は無料です。全国に常時4万件以上の予約可能な駐車場を確保しており、スポーツ観戦やイベント・通勤・帰省・旅行などさまざまな用途での車移動時に利用されています。

アキッパは、これまで50以上の自治体・スポーツクラブと連携し、交通渋滞や駐車場不足などの問題解決に取り組んでいます。駐車場をシェアすることは、遊休資産の活用や排出ガス削減につながることから、SDGsにも貢献できます。現在の会員数は累計390万人です。