新たな時代を切り開く子供たちのために
一般社団法人子供教育創造機構は、自らの「好き・大切」に目を向けるアントレプレナーシップ教育を推進しています。この取り組みは、文部科学省の「アントレプレナーシップ推進大使」として全国の学校に講演やワークショップを行う形で実施されています。具体的には、2025年の9月には名古屋市や長崎県新上五島町の中学校でイベントを開催する予定です。
学ぶことの楽しさを実感させる教育
このプログラムでは、子供たちが自身の興味に基づいて行動を起こす力を養うことに主眼を置いています。授業の柱は以下の六つです。
1.
自己理解: 自分の「好き」や「大切」を見つめ直す。
2.
視点を広げる: 社会を俯瞰し、多角的に見る視点を養う。
3.
課題発見: 日常生活の「不便」から課題を見つける力を育てる。
4.
行動に移す: 小さな一歩を踏み出す勇気を持つ。
5.
協働: 仲間とともに協力することの重要性を学ぶ。
6.
自己効力感: 自分の可能性を信じる力を育てる。
このような学びのプロセスを経て、子供たちは実際に行動を起こすことの楽しさと意義を感じるようになります。
これまでの実施例
2025年の活動の中には、以下のような具体的な実施例があります。
- - 新潟市立黒埼南小学校: オンラインで6年生23名に対して行われました(2025年7月10日実施)。
- - 石川県・穴水町立向洋小学校: オンラインで5-6年生14名を対象に講演(2025年7月18日実施)。
- - さいたま市立美園中学校: 3年生130名が参加(2025年9月8日実施)。
このように、全国各地で子供たちの可能性を広げる教育を展開しています。
今後の予定
2025年9月には、以下の学校での講演が予定されています。
- - 名古屋市立植田中学校: 現地講演(9月18日実施)。
- - 長崎県新上五島町立有川中学校: オンラインで実施(9月22日予定)。
講演では、学校の総合(探究)の時間と連動し、アイデアを生み出すワークや質疑応答のセッションも予定されています。
代表理事からのメッセージ
代表理事の森博樹氏は次のように述べています。「子どもが“好き”から一歩踏み出す時、学びは一気に動き出します。学校での学びと地域のリアルをつなげ、失敗を恐れず挑戦する文化を広げていきたいと考えています。」
子供教育創造機構の理念
一般社団法人子供教育創造機構は、子供たちの未来を築くため、保育と教育の場を提供して10年以上の歴史を持ち、東京都中央区と江東区には学童保育施設を3校運営しています。コンピュータサイエンスやアントレプレナーシップ教育、さらにキャリア教育に取り組むことで、全ての子供たちが自分の道を切り開けるようサポートしています。
さらに、2024年度からは文部科学省が主導する新たな取り組みにも積極的に参画し、全国的なイベントや学校での講演協力を通じて、より多くの子供たちが挑戦を身近に感じられるよう努めています。
子供教育創造機構によるアントレプレナーシップ推進は、これからの日本を担う若者たちを育てるために不可欠な活動です。詳細は公式ウェブサイトでご覧いただけます。