2025年和菓子縁日の開催とUNHCR協会出展のお知らせ
2025年1月8日(水)、東京都港区にあるDM三井製糖株式会社の本社ビル前庭にて、毎年恒例の和菓子縁日が開催される。今回のイベントは「全国各地の和菓子を応援し地域社会に貢献する」をテーマに、多くの和菓子愛好者や地域の人々を迎える予定だ。
この和菓子縁日では、日本の伝統的なスイーツを楽しむだけでなく、地域の和菓子業界が直面している課題とも向き合う機会となる。現在、和菓子業界は担い手の高齢化や後継者不足という深刻な問題と、新型コロナウイルスの影響による需要減という二重の苦境に立たされている。そこで、DM三井製糖は今年の2月から月ごとに和菓子縁日を開催し、地域に根ざした和菓子文化の振興を目指してきた。
今回は特に注目すべき点がある。それは、和菓子縁日の会場に国連UNHCR協会のブースが出展されることである。UNHCRは1950年に設立された国連の難民支援機関であり、故郷を追われた難民や無国籍者の保護を目的とした取り組みを行っている。DM三井製糖は、家庭用砂糖の売上の一部を同協会に寄付する活動を続けており、今回のイベントを通じて更なる支援を促進したいと考えている。
和菓子を楽しむだけでなく、国際的な人道支援についても理解を深めることができるこのイベントは、地域社会への貢献を目的とした有意義な機会となる。和菓子が持つ美しい文化とその背景にある人々の思いを感じながら、美味しい和菓子を味わい、さらにはUNHCRの活動を知ることができる貴重な時間が提供される。
開催概要
- - 日時:2025年1月8日(水)11:30~15:00
- - 会場:DM三井製糖本社ビル(東京都港区芝5丁目26番16号Mita S-Garden)
- - 入場料:無料
- - 支払方法:現金、クレジットカード、交通系ICカードなど各種電子マネー
- - お願い:エコバッグを持参していただくようご協力をお願い申し上げます。
和菓子バイヤー畑主税氏のプロフィール
髙島屋MD本部で和菓子のバイヤーを務める畑主税氏は、1980年生まれのバレンタインデーに誕生した甘党である。彼は早稲田大学商学部を卒業後、2003年に髙島屋に入社し、洋菓子の売り場を経て和菓子担当に転身した。これまでに1,000軒以上の和菓子店を巡り、1万種類以上の和菓子を口にするという圧倒的な経験を持っている。彼の情熱と深い知識が、今回の和菓子縁日でも活かされることだろう。
このように、和菓子縁日は美味しい和菓子を楽しむだけでなく、地域社会への貢献や国際的な人道支援について学ぶことができる充実したイベントとなる。ぜひこの機会をお見逃しなく、和菓子の魅力とUNHCRの取り組みに触れていただきたい。