吉田正生誕100周年
2021-12-09 15:00:05
作曲家・吉田正の生誕100周年を祝う特別映像の公開が決定
作曲家・吉田正の生誕100周年を祝う特別映像の公開
平和祈念展示資料館(東京都新宿区西新宿)は、昭和を代表する作曲家吉田正の生誕100周年を記念した特別映像「吉田正 生誕100周年-シベリア抑留から生まれた歌たち-」を2021年12月12日(日)午前9時30分から無料で公開することを発表しました。この映像は、約15分の内容で、Youtubeチャンネルで視聴可能です。
吉田正とその音楽の魅力
吉田正氏は1921年1月20日に生まれ、戦後日本の音楽界でインパクトを与え、多くの名曲を生み出しました。1942年には陸軍に入隊し、満州での生活を経てシベリアに抑留されました。彼の音楽は、抑留中の厳しい状況から生まれたものも多く、その中で彼が作詞・作曲した曲は、抑留者たちに生きる勇気を与え続けました。
この映像では、若い大学生が吉田正の作品に触れ、シベリア抑留についての資料を学びながら、吉田氏の曲作りの哲学や魅力的な人物像を探ります。そして、彼の代表曲がどのようにして生まれたのか、その背景にあるストーリーを観客に提供します。
シベリア抑留と音楽の関わり
吉田氏がシベリア抑留中に創り出した「異国の丘」は、彼の音楽人生の光り輝く瞬間の一つです。彼は、戦後に課題を抱えた多くの復員者に向けて希望を歌い、心の絆を結ぶ歌を作り続けました。特に「異国の丘」は、抑留者の間で歌われ、復員後も歌い継がれ続けた名曲です。
映像の詳細情報
映像は、平和祈念展示資料館の公式YouTubeチャンネルで公開され、視聴は無料です。映像の内容には、吉田正が作曲した代表曲やシベリア抑留の歴史的な背景、彼の信念に焦点を当てたナレーションが含まれ、吉田正氏の偉大な業績を振り返る貴重な機会となっています。
また、吉田氏は日本レコード大賞を2度受賞しており、数々のヒット曲を世に送り出しました。それらの楽曲は今も多くの人々に愛され続けています。彼の生涯を彩る音楽の数々は、単なるメロディー以上のものであり、そこには人々との深い絆が息づいています。
結び
吉田正の生誕100周年を祝うこの特別映像は、彼の音楽が持つ力を再確認し、未来へ向けたメッセージを伝えるものです。ぜひ、この機会に彼の音楽の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。彼がどのようにしてシベリア抑留という困難を乗り越え、多くの名曲を世に送り出したのか、その軌跡を楽しんでいただけることでしょう。
会社情報
- 会社名
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平和祈念展示資料館
- 住所
- 東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル33階
- 電話番号
-
03-5323-8709