パティーナ大阪、初のフェスティブシーズンで生まれるサステナブルなクリスマス

パティーナ大阪、サステナブルなクリスマスを迎える

大阪市中央区に位置するパティーナ大阪は、2025年の開業以来、初めてのフェスティブシーズンを迎え、特別なクリスマス装飾を展開しています。今回は、豊穣の象徴である「米」をテーマにしたクリスマスツリーが導入され、サステナビリティを重視した洗練されたデザインが施されました。11月3日からスタートしたこの季節は、来館するゲストとともに祝福される特別な時間です。

フェスティブ装飾のテーマ

今回のクリスマス装飾のテーマは「時を繋ぐ、想いを繋ぐ」。ここには、実りの秋から新年へと続く過程のなかで、人々や自然、そして文化と歴史を結びつけたいという想いが込められています。大阪の豊かな米文化を反映したこの装飾は、その深い意味合いを感じさせます。

循環型クリスマスツリー

メインのクリスマスツリーは19階の吹き抜けに設置され、高さ3メートル。特に注目すべきは、役目を終えた稲わらを用いて組み上げられたこのツリーです。秋の収穫後に処分される稲わらに新たな命を吹き込み、クリスマスツリーへと生まれ変わりました。クリスマスが終わると、この稲わらは新年のしめ縄などに再利用される予定です。環境に配慮した循環型の装飾は、自然との調和を感じさせる美しさに満ちています。

サステナブルな素材の選択

ツリーのオーナメントには、手すき和紙や再生ガラスを使用しています。手すき和紙は古くから伝わる日本の伝統工芸として、優しい風合いを演出しています。一方、再生ガラスは使用済みのガラスや製造過程での残り物から作られ、ツリー全体に不可欠な柔らかな輝きを添えています。これにより、パティーナ大阪の洗練されたサステナブルな美意識が具現化されます。

館内の自然素材の装飾

メインのクリスマスツリー以外でも、館内にはヤドリギやモミの木、流木といった自然素材を多く取り入れています。これらは大阪城を構成する要素を反映しながら、都会の喧騒の中でも自然とつながる空間づくりを意図しています。温かみと洗練を同時に感じられるデザインが、訪れる人々を包み込みます。

パティーナ大阪のサステナビリティの取り組み

このラグジュアリーホテルは、開業以来サステナビリティを重視し、レストランでは地産地消を活用し、フードロス削減にも取り組んでいます。クリスマスには、果物の皮を再活用したケーキも提供されるなど、日々の小さな取り組みが続けられているのです。これらの活動は、ホテルのサステナブルなクリスマス装飾の理念にも繋がっていきます。稲わらはクリスマスツリーとして命を繋ぎ、さらに新年のしめ縄に生まれ変わる——このような循環のデザインは、パティーナ大阪が大切にする「トランスフォーマティブ」という精神を表しています。

パティーナ大阪のビジョン

難波宮跡と大阪城の間に位置するパティーナ大阪は、意識的な生活スタイルとクリエイティブな表現を体現する場所です。ここでは、伝統と現代が響き合い、サステナブルなライフスタイルを楽しむことができます。デザインされた客室やレストランでは、地元の豊かな食材を活用し、日本の季節感を感じることができます。これにより、常に進化を求めるゲストにとって、心のこもったラグジュアリーを提供しています。

詳細や予約については、公式ウェブサイトをご覧ください。また、Instagram（@patinaosaka）でも最新情報を発信しています。ここで、新しいクリスマスの魅力に出会い、特別な体験を楽しんでください。