久留米空襲を語り継ぐ
2024-07-11 14:38:35

79年前の悲劇を語り継ぐ、演劇とアートが織りなす虹色の未来 - 久留米空襲を風化させない「次の世代へ"いのち"を繋ぐプロジェクト」-

79年前の悲劇を風化させない。合同会社AI KAGo Projectが立ち上げた「次の世代へ"いのち"を繋ぐプロジェクト」は、久留米空襲の記憶を後世に語り継ぐ取り組みです。2023年に始動したこのプロジェクトは、2024年8月12日(月祝)に久留米シティプラザにて、昨年夏に上演された演劇「青色と灰色の境界線-Inherit the heart-」の上映会イベントを開催します。

この演劇は、戦争の悲惨さを描き、観客の心に深く訴えかけました。より多くの人にこの作品に触れてもらうために、AI KAGo Projectは地域とアートの力を借りて、上映会イベントを盛り上げます。

地域との連携では、地元でイベント活動を行う「マーメイドフェスタ」とのコラボレーションが実現しました。上映会当日は、会場に隣接する六角堂広場にて、「第7回 マーメイドフェスタ〜虹の架け橋〜」が開催され、マルシェや歌、ダンスパフォーマンスなどのイベントが繰り広げられます。

さらに、アートの力を取り入れた「夢の鳥プロジェクト 青色と灰色の境界線-Inherit the heart-」も始動します。これは、渋谷スクランブル交差点で「人の夢」を集める活動を行っている島田淳之介氏のプロジェクトです。折り鶴に夢を書いて、大きな虹のアートを創り出す壮大なプロジェクトです。

AI KAGo Projectは、昨年舞台宣伝のために集めた折り鶴1008羽を「夢の鳥プロジェクト」に託しました。現在、久留米を中心に全国から集められた折り鶴と共に、大きな虹を形にする予定です。

この折り鶴アートは、舞台主催の入部亜佳子が東京から久留米までヒッチハイクをしながら、道ゆく人に指のスタンプを押してもらい、1003人の指スタンプで作成した指スタンプアートを完成形としています。戦争の記憶と平和への願いが込められた、壮大なアート作品が誕生するでしょう。

「地域×演劇×アート」を融合させたこのプロジェクトは、戦後79年という時間が経過し、直接戦争を経験した人たちの数が減っている現状の中で、重要な役割を担っています。演劇を通して戦争の記憶を語り継ぎ、平和への願いを込めて、未来へと繋げていく。このプロジェクトは、人々の心に響くメッセージを発信し続けるでしょう。


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