中学生審査員が挑む!エコレシピNo.1グランプリ
泉大津市において、2023年7月9日(木)に「エコレシピNo.1グランプリ」と題し、食品ロス削減をテーマにしたイベントが開催されます。本イベントは大阪調理製菓専門学校と連携して行われ、特に今年は「製菓」がテーマです。専門学校の学生たちが、通常捨てられてしまうような食材を用いたスイーツを考案し、中学生の審査員がその味を試食して評価します。
食品ロスとその現状
食品ロスの問題は、私たちの食生活において無視できないテーマです。環境省や農林水産省の推計によると、全国で464万トンもの食品ロスが発生し、その中約半分が家庭からのものです。中でも、野菜の皮や食材の余りなど「過剰除去」による廃棄物が大きな割合を占めていることが問題視されています。このような状況を踏まえ、本グランプリは、中学生たちが実際に試食しやすいスイーツを通じて、食品ロス削減の概念を学ぶ場を提供することを目的としています。
今年のテーマ「製菓」について
「製菓」というテーマが選ばれたのは、スイーツが多くの人に親しまれ、食品ロス削減の重要性を伝える手段として優れているからです。学生たちは、普段捨ててしまう食材や余りがちな材料を利用する工夫をし、創造力を発揮して新たなスイーツを展開します。これにより、未来のパティシエたちは、無駄のない調理を意識し、生産現場での食品ロス削減にも繋がるのです。
中学生審査員の役割
今年度も中学生審査員が参加し、具体的な試食体験を通じて食品ロスをテーマにしたスイーツを評価します。この審査経験は、彼らの食への関心を喚起し、家庭や学校への啓発にも繋げることが期待されています。昨年度の参加者からは「普段は捨てている部分が美味しいと知り驚いた」という声が寄せられ、彼らが家庭での食生活を見直すきっかけになったことが伺えます。
市民への展開
さらに、本グランプリでは審査結果にとどまらず、市民が学生たちの考案したスイーツを実際に味わえる機会も設けられています。2023年8月29日(土)には、大阪調理製菓専門学校での「学生レストラン」での試食提供が予定されており、さらには、11月28日(土)の「スポGOMI大会」において出張販売も行われます。これにより、参加者が「食べること」を通じて実際に見たり味わったりしながら、食品ロス削減について考えるきっかけになるのです。
開催概要
- - 日時: 2023年7月9日(木)午後2時〜4時
- - 会場: 大阪調理製菓専門学校
- - 内容: 学生によるスイーツの考案・調理及びプレゼンテーション、試食・審査
- - 審査員: 専門的な各分野の立場から評価を行う特別審査委員と、中学生審査員が参加予定。
今年の「エコレシピNo.1グランプリ」は、食品ロス削減に対する新たな視点を研ぎ澄ます意義深いイベントとなります。若い世代が創造したスイーツで、未来のフードシステムの実現に向けた一歩を踏み出す機会です。参加者皆さんの積極的な参加と、食品ロスに対する意識の向上を期待しています。