母と娘の心温まる交換日記がZINEで登場！新たな親子の絆を描く

母と娘の心温まる交換日記がZINEで登場！

2025年9月7日（日）、兵庫県のフリーペーパー活動を行う「えんを描く」が新たに発表するZINE『ふわごわ Our life～娘が18歳までの約3カ月間、母娘で交換日記～』が登場します。この作品では、40代の母と高校生の娘が3カ月間にわたって綴った交換日記が一つの冊子としてまとめられています。

親子のリアルな距離感

このZINEは、母と娘のコミュニケーションを通じて見えてくる親子の距離感や関係の変化を描いています。娘からの返事は控えめであるものの、母はそれに対して豊かな感情を表現しており、日常のやり取りを赤裸々に綴っています。特に日記の中で見られる会話のキャッチボールができていない日や、母の一方的な想いが聞こえる“圧日記”と化した部分でも、親子の関係のリアルが感じられることでしょう。

ZINEの販売とイベント情報

この作品は、ネットショップのほか、2025年9月7日（日）に「ZINEフェス神戸」、そして9月14日（日）には「文学フリマ大阪13」で購入可能です。ZINEフェス神戸は兵庫県神戸市のKIITOで開催され、文学フリマ大阪は大阪市のインテックス大阪2号館で行われます。

15年のフリーペーパー活動

驚くべきことに、母娘のフリーペーパー『えんを描く』が誕生してから今年で15周年を迎えます。創刊当初は3歳だった娘が高校3年生になり、これまでの活動の積み重ねが今回のZINE制作に繋がりました。自らの手で自由に表現する喜びを感じ取ってきた二人の活動が16年目に突入し、新たな形で皆さんに届けられるのです。

壮大な日常の奇跡

母である小森利絵さんは、日記を通して「あなたも、私たちと同じように日常の中で奇跡を感じているのではないか」と問いかけています。日記の中には母が笑ってしまうようなエピソード、たとえば、娘が「おならで笑えるなんて平和やな」と呟くような、ありふれた日常の中での小さな幸せが詰まっています。これらの瞬間が、親子の絆を深め、心に残る記憶として昇華されていく様子が、何よりも感動的です。