ルイ モネが創業20周年を迎え、新作を発表!
スイスの高級時計ブランド、ルイ モネが2024年8月15日に創業20周年を祝う特別なタイムピースを発表しました。その名も『スピード オブ サウンド』。このモデルは、全世界でたった20本のみ製造される希少なコレクションです。
ブランドの背景
ルイ モネは、メカニカル ワンダーズとコズミック アートという2つのテーマを軸にして独自の時計を作り続けてきました。メカニカル ワンダーズは機械的な驚異、コズミック アートは宇宙からインスピレーションを得ており、今回はこれら二つの要素が融合した作品として誕生しました。『スピード オブ サウンド』は、まさにルイ モネの精神が宿った究極の時計です。
特徴と仕様
この時計には、Valjoux 88という超希少なムーブメントが搭載されており、このムーブメントは1947年から1974年までの短期間に僅か13,218個しか製造されなかったことで知られています。毎時18,000振動の超ロービートで、クロノグラフ、ムーンフェイズ、カレンダーの機能が組み込まれています。
本モデルではカレンダー機能をあえて隠すことで、クロノグラフとムーンフェイズ表示の優雅さを際立たせています。手彫りのエングレービングが施されたケースバックでは、精緻なムーブメントを堪能できます。
クロノグラフ機能
ルイ モネは1816年に世界初のクロノグラフを開発したことで有名な時計師です。このモデルにもその伝統を受け継ぎ、ダイアルの中央に秒針、3時位置には30分積算計を備えた2カウンタークロノグラフを配置しています。これにより、タイム計測が驚くほどスムーズに行えます。
ムーンフェイズと隕石の使用
6時位置には月の形を手描きで表現したディスクがあり、そのディスクには実際の月隕石(ドファール457)がセットされています。これは、オマーンのドファール砂漠で発見されたもので、月相表示が隠れることなく見ることができるのが特長です。
さらに、3時と9時位置には、ウイグル自治区・アルタイ地区で見つかった鉄隕石を使用しており、神秘的な模様がその美しさを引き立てています。これらの隕石は、宇宙の特殊な環境下でしか生成されないことが科学的に証明されています。
時計の美しさ
ルイ モネの時計は、デザインの洗練さにも定評があります。特に『スピード オブ サウンド』では、ブラックのギヨシェ彫りダイアルと、テレメーター機能を外周に表示しており、光と音の速度差を計測することで、雷の位置なども示せます。軽量のグレード5チタンケースは、腕への負担を軽減し、ドーム型のサファイアクリスタル風防により、視認性も抜群です。
限定情報
この特別なモデルの品番はLM-130.20.50で、価格は12,100,000円(税込予価)。数量は限られていますので、興味のある方は早めのチェックが必須です。
ルイ モネの大いなる歴史
ルイ モネという名前は、時計界の巨星であり、1816年には世界初のクロノグラフを製作した人物です。彼の時計作りの哲学石は、デザインやアートの要素を取り入れることにあります。現在のブランドは、この偉大な職人の精神を受け継ぎ、個性的な時計を作り続けています。
ルイ モネの時計は、個々に独自の魅力を持つ一品ものとして展開され、今なお多くの愛好家に支持されています。今回の『スピード オブ サウンド』も、その一部として大いに期待が寄せられています。