通勤時間を有効活用
2017-11-20 05:00:00
通勤時間を賢く使うために!モバイル定期券利用のメリットを探る
通勤総合研究所の設立と調査の概要
2023年11月20日、通勤に関する様々な研究を発信するために「通勤総合研究所」が設立されました。この研究所は、株式会社ドリルが中心となり、さまざまな団体や研究機関と連携して通勤に関連する調査を実施することを目的としています。
設立にあたっては、一般社団法人はたらく未来研究所と協力し、首都圏の通勤者800名を対象に「通勤時間と決済」に関する調査を行い、その結果を公開しました。調査では、通勤時の決済方法の多様化が通勤時間の使い方にどのように影響を与えるのかを探っているのです。
調査結果の要点
PART1: 通勤に関する実態
調査の結果、一般的な通勤者の平均通勤時間は58.8分、通勤距離は25.8km、平均乗り換え回数は1.1回とされています。また、通勤中に最も多くの時間をスマートフォンの操作に割いていることが明らかになりました。特に72%の通勤者が通勤中にスマホを操作し、その内容の70%がニュースチェックであるという結果が出ています。
さらに、79.4%の通勤者が通勤時間をもっと効果的に利用したいと感じています。このデータは、通勤時間に対する意識が高まっていることを示しています。
PART2: 定期券利用と決済の実態
通勤者の多くが利用している定期券の種類は、ICカード定期券が85.1%、モバイル定期券は10.8%でした。月額の定期代は平均15,170.8円で、多くの通勤者が6ヶ月に一度定期券を更新しています。通勤中に買い物をする人は68.3%で、電子マネーを利用している人は60.4%に達しました。特に飲み物が最も多く購入されていることがわかりました。
PART3: 時間損失の分析
ICカード定期券を利用している通勤者は、年間34.6回券売機に並び、通勤決済に費やす時間は合計で14,385.6秒(約240分)に達します。一方で、モバイル定期券を使うことで、年間で94.6分の時間を創出できる可能性があることが示されています。これにより、通勤者の効率が大幅に向上することが期待されています。
PART4: モバイル定期券の効果
調査結果によると、モバイル定期券を利用することで、仕事へのモチベーションが高まり、年収も74.9万円高い傾向にあることがわかりました。また、モバイル定期利用者は年間の買い物回数やチャージ回数も多く、効率的な通勤と生活の実現に寄与しているのです。
まとめ
今回の調査から、通勤時間の有効活用や効率的な決済方法の導入がいかに重要であるかが浮き彫りになりました。また、通勤スタイルの変化に伴い、モバイル定期券の利用が生活や仕事の質を向上させる可能性があることも示されています。これからの通勤スタイルは、スマートフォンを活用した新しい方法が鍵となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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通勤総合研究所
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町19-5
- 電話番号
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