急成長企業タイミーが選ぶアイデンティティ管理基盤
日本の労働市場のイノベーターである株式会社タイミーは、急成長を遂げる中でアイデンティティ管理基盤として「Okta Workforce Identity」を導入しました。この取り組みは、1600名を超える従業員のセキュリティを確保しつつ効率的な運用を実現しています。企業の規模が拡大する中、セキュリティとアクセス効率を同時に実現することは非常に重要です。
タイミーの成長と課題
タイミーは2017年に設立されたスキマバイトサービスを提供する企業です。2026年7月末には登録ユーザーが1470万人、事業者数が25万社を越える見込みです。この成長に伴い、内部組織の拡大も進んでおり、それに合わせた効率的なアイデンティティ管理が求められていました。
導入前は、各SaaSサービスごとに個別にアクセス権が管理されており、運用の可視性が失われ、手動での管理に伴うミスや遅延が発生するリスクを抱えていました。また、2000台以上のデバイスを管理する上での複雑さも大きな課題でした。
Okta Workforce Identityの導入
こうした問題を解決するべく、タイミーはさまざまなサービスを検討し、最終的に拡張性と柔軟性に優れた「Okta Workforce Identity」を採用しました。これにより以下の成果を得ることができました。
アイデンティティの一元管理
Oktaを通じてGoogle Workspaceとリアルタイムで同期し、全従業員のプロファイルを一元管理。これにより、部署やデバイスに依存せずにスムーズな情報管理が可能となりました。
シングルサインオン(SSO)による利便性向上
1,600名以上の従業員が、主要なアプリケーションに対してシングルサインオンを利用可能になり、パスワードなしでのログインが実現しました。この「Okta FastPass」によってフィッシング攻撃に対する耐性も向上し、ユーザー体験が大幅に改善しました。
適応型多要素認証
アクセス元の場所やデバイスの状態に応じた高度な認証管理が可能になり、業務のスピードを損なうことなくセキュリティを強化。ゼロトラスト戦略に基づく認証プロセスが浸透しました。
デバイス管理の可視化
Oktaを経由して2,000台のデバイスと従業員を結びつけ、より正確なデバイス管理が実現。不要な端末の特定やセキュリティ標準に合致しないデバイスのアクセス制御が強化されました。
今後の展望
今後、タイミーはOktaのガバナンス製品「Okta Identity Governance」を利用し、より構造的なアクセスコントロールやアプリレビューを推進していく予定です。これにより、IT部門の業務負荷を軽減し、ポリシーベースのアクセス管理を実現する方向で進んでいくとしています。
また、さらに進んだセキュリティ機能として、Endpoint Detection and Response(EDR)との連携を見据えており、端末のセキュリティ状態に応じたデバイスポスチャ機能の有効化も予定しています。
終わりに
株式会社タイミーの小池光亮氏は、「Oktaを活用することで、安全に成長できる基盤を手に入れました。今後も働き方の変化に対応し続けられると確信しています。」と述べています。Okta Japanの代表取締役社長、渡邉崇氏は「タイミー様の選択を光栄に思い、さらなる支援を続けていきたい」と語っています。タイミーの今後の成長が楽しみです。