日本から世界へ!GMOインターネットグループが挑むDEF CON 33
近年、サイバーセキュリティの重要性が増す中、日本のGMOインターネットグループが、世界最高峰のセキュリティカンファレンス「DEF CON 33」へ参加することが決定しました。このカンファレンスは、サイバーセキュリティの専門家や技術者が集う国際的なイベントで、今回の挑戦には多くの期待が寄せられています。
GMOインターネットグループの挑戦とその背景
GMOインターネットグループは、インターネットに求められるあらゆるサービスを提供していますが、その中でも特に注目されているのがサイバーセキュリティ領域です。同グループが参加するのは、アメリカ・ラスベガスで開催される「DEF CON 33 CTF」(キャプチャー・ザ・フラッグ)で、9月に実施されるこの大会には、国内外から数多くのチームが参加します。
「DEF CON」は、1993年から続く世界的なサイバーセキュリティイベントで、エンジニアや研究者、政府関係者などが集まり、最新の技術やトレンドについて意見交換が行われます。このイベントの特徴として、CTFという競技形式があり、これは参加チームが与えられた課題を解決していくことでポイントを競い合うものです。
GMOインターネットグループの参加チーム
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ及びGMO Flatt Securityのホワイトハッカーたちは、現在急速に進化するサイバー攻撃に対抗すべく、毎年このイベントに参加しています。特に注目なのは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエに所属するチーム「Blue Water」と、GMO Flatt Securityが課題に挑む「AppSec Village」のチームです。
「Blue Water」は、過去に大きな成功を収めており、最近開催された「Plaid CTF 2025」では903チーム中で優勝を果たしました。この成果により、次回のDEF CONでの決勝戦への出場権を獲得しました。彼らは、世界の境界を越えて集まったホワイトハッカーたちの強力なチームです。
そして、GMOイエラエの脆弱性調査研究チームも強力な力を持ち、3年連続で「DEF CON Cloud Village CTF」で世界1位に輝く実績を持っています。彼らは、サイバーセキュリティコンテストやバグバウンティを通じて得た知識を駆使し、今年もさらなる成果を追求します。
サイバーセキュリティにおけるホワイトハッカーの役割
ホワイトハッカーの活動は、単なるゲームや競技ではなく、実際のサイバー攻撃のリスクを軽減するために必要不可欠な技術力を高める場でもあります。GMOインターネットグループは、若手メンバーが世界の舞台で経験を積むことで日本の技術力向上に寄与し、サイバーセキュリティの知識を社会全体に還元することを目的としています。
参加に向けての意気込み
GMOサイバーセキュリティのCTOである小池悠生氏は、「私たちは今年こそ優勝を狙っています。これまでの成果を踏まえ、全力で挑む所存です。」と意気込みを語りました。また、GMO Flatt Securityの梅内翼氏も、技術を活かして良い結果を得ることを約束しています。
このように、GMOインターネットグループは、セキュリティ技術と知見を駆使しながら、強い信念を持ってDEF CON 33に挑みます。彼らの活動を通じて、安心してインターネットを利用できる未来が実現することを願っています。
最後に
GMOインターネットグループが「DEF CON 33」への参加を通じて、日本のサイバーセキュリティ技術の向上と、より安全なインターネット社会の実現に向けた努力を続ける姿勢が、多くの人々に影響を与えることを期待しています。これからの彼らの活躍に注目です。