新理事長に西村陽子氏が就任
2023年6月10日、生活協同組合パルシステム東京は京王プラザホテルにて第33回通常総代会を開催しました。この総代会において、役員選挙が行われ、新たに西村陽子氏が理事長に就任したことが発表されました。これにより、パルシステム東京は新たな一歩を踏み出すこととなります。
総代会の結果
今回の総代会には、509人の総代のうち496人が出席し、本人出席250人、書面出席231人、代理人出席15人という構成でした。すべての議案が可決されたことが重要な成果であり、次のような議案が承認されました:
- - 第1号議案 2024年度事業活動報告承認の件
- - 第2号議案 2025年度事業活動計画承認の件
- - 第3号議案 役員選挙の件
- - 第4号議案 常勤役員退職慰労金支給の件
特に2024年度は「食べもの」「地球環境」「人」を大切にし、「社会」をつくることを理念として掲げ、総事業高は883億2,700万円に達しました。これは前年比で102.3%、予算比では103.1%の成長を見せています。
新たな役員体制
総代会終了後には理事会が開催され、新たな役員体制が決定されました。代表理事には新任の西村陽子氏、専務理事には重任の杉原学氏が選ばれました。これにより、組織の運営体制が刷新され、今後のより良い組織運営が期待されます。
新たな代表理事の西村陽子氏は、これまでの経験を活かし、パルシステム東京の理念を実現するためのリーダーシップを発揮することが求められます。西村氏の就任によって、組合員の生活課題の解決や地域への貢献を強化していくことが期待されています。
2025年度の展望
次年度である2025年度においては、588億8,118万円の総事業高を見込んでいます。これも前年比で若干の減少が見込まれていますが、しっかりと地域のニーズに応えた事業運営を続けることが重要です。
パルシステム東京は今後も組織の理念を基に活動を続け、組合員の声に真摯に向き合いながら地域貢献にも努めていく意向を示しています。
生活協同組合の重要性
パルシステム東京の活動は、単に食の提供に留まらず、地域社会全体の生活環境を改善するための重要な役割を果たしています。特に2025年は国際協同組合年とされ、さらなる協力と連携が期待されています。
おわりに
新理事長・西村陽子氏のリーダーシップがどのような形でパルシステム東京を進化させていくのか、今後の展開に注目が集まります。組合員と共に歩み続けるパルシステム東京の未来に期待が寄せられます。