松竹株式会社と松竹ベンチャーズ株式会社は、東日本旅客鉄道株式会社が主催するビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA」に参加することが決まりました。このイベントは、TAKANAWA GATEWAY CITYを拠点に、大企業、スタートアップ、アカデミアなどが一堂に集まり、社会的課題の解決を目指す共創の場となります。
本イベントでは、環境問題や健康寿命の延伸といった地球規模の社会課題に対して、新たなつながりを生み出し、創造的なソリューションを考えることを目指します。特に、松竹グループは新たなIPコンテンツの創造やデジタル体験の革新を積極的に支援し、参加企業やスタートアップと連携しながら、新しい価値を生み出すことに挑戦します。
2025年3月に開業予定のTAKANAWA GATEWAY CITYでは、参加企業のニーズや社会問題を解決するための核となる施設、「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars‘ Hub(LiSH)」が整備されます。LiSHはスタートアップを支援するための多様なサービスを提供しており、松竹グループもその一員として参加します。既存のアセットを活用しながら、新たなIPコンテンツの創造に挑むスタートアップを求める「チャレンジマッチング」も行われます。
具体的な募集課題は以下の通りです。
1.
新たなIPコンテンツの創造
- 新たなキャラクターやコンテンツの開発
- クリエイターエコノミーの構築
2.
最新技術を活用したデジタル体験の創造
- 映画館や劇場を利用した新サービスの提案
- ビッグデータやAIを用いたデジタルマーケティング
3.
新たなエンタメ創造への挑戦
- 健康管理を楽しく行えるイベントの企画
- 歌舞伎座などの観光スポットを活用したサービスの提供
これらの課題に挑戦するスタートアップの応募は後日公式に発表される予定です。
さらに、「GATEWAY Tech TAKANAWA」は、スタートアップと大企業が技術やサービスのマッチングを行える機会も提供します。具体的には、ピッチコンテスト「TAKANAWA PITCH」が開催され、環境、水素、モビリティ、ヘルスケアの分野での革新的な事業アイデアが募られます。
また、企業ブースも設けられ、参加企業が自社の商品やサービスを紹介する場ともなります。
開催日は2025年5月13日から14日、場所は高輪ゲートウェイ駅近くのTAKANAWA GATEWAY CITYです。多くの企業が集まり、社会課題解決に向けての取り組みが進められるこのイベントが、どのような成果を生み出すか注目です。