スポーツの安全確保を考えるシンポジウム
5月19日、埼玉県新座市に位置する立教大学で、公開シンポジウム「スポーツ現場におけるセーフガーディングを考える」が開催されます。これは、2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックの経験を通じて、選手や関係者を保護する取り組みの重要性を考える場であり、幅広い層の参加者に向けたイベントです。
シンポジウムの目的
近年、国際スポーツ組織である国際オリンピック委員会(IOC)や、国際サッカー連盟(FIFA)では、アスリートの心身の健康が重要視されています。特に、暴力やハラスメント、誹謗中傷から選手を守るための「セーフガーディング」に関する取り組みは、国内スポーツ界においても喫緊の課題となっています。このシンポジウムは、その現状及び今後の課題を討論する貴重な機会として設けられています。
登壇者について
シンポジウムには、著名な専門家たちが参加します。田中ウルヴェ京氏は、スポーツ心理学者として有名で、1988年のソウル五輪で銅メダルを獲得した経験を持ち、ミラノ・コルティナでもTeam Japanのウェルフェアオフィサーとして選手をサポートしました。彼女とともに登壇する小塩康祐氏は、弁護士としてスポーツ関連の法務サポートを提供し、ミラノ・コルティナではJOCの誹謗・中傷対策本部員として活躍しました。
また、立教大学からも現役の学生アスリート、野明花菜選手が参加します。彼女は、ミラノ・コルティナ2026にてスピードスケート女子団体パシュートで銅メダルを獲得した立教大学スポーツウエルネス学部の4年生です。
サポートの必要性
「セーフガーディング」の概念は、日本国内ではまだ広まっていないものの、スポーツに関わるすべての人々にとって必須のリテラシーです。これは、選手が安心して競技に取り組むために欠かせないもので、今後の教育や政策にも影響を及ぼすでしょう。
シンポジウムでは、選手団の心身をサポートする「ウェルフェアオフィサー」の実績を基に、安全な競技環境を新たに構築するための提案がなされる予定です。さらに、シンポジウム終了後には、質疑応答の時間が設けられ、参加者が直接専門家に質問する機会もあります。
皆さまの参加をお待ちしております
この機会に、スポーツの安全確保について考える時間を持ちませんか?一般の方、競技団体の関係者、大学の教職員や学生など、幅広い皆様の参加を心よりお待ちしております。
開催概要
- - 名称: スポーツ現場におけるセーフガーディングを考える ~ミラノ・コルティナ2026での経験を踏まえて~
- - 日時: 2026年5月19日(火) 18:30~20:00
- - 場所: 立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンスルーム
- - 対象: 一般、競技団体関係者、本学教職員・学生など
- - 主催: 立教大学スポーツウエルネス研究所
このシンポジウムを通じて、今後のスポーツ界におけるセーフガーディングの重要性を実感し、有意義な議論ができることを期待しています。