仙台に誕生した新感覚リノベーションホテル「OF HOTEL」
2022年7月1日、仙台に一棟丸ごとのリノベーションホテル「OF HOTEL」が開業しました。この新しい宿泊施設は、地域のプレイヤーたちとの共創によって誕生し、未利用の資源を活用しながら、東北の魅力を発信していくことを目指しています。
「OF HOTEL」のコンセプトとは?
「OF HOTEL」は「THE LOCAL SESSION」をテーマに掲げ、単なる宿泊施設ではなく、地域の人々との交流や文化の発信の場としての役割を果たします。ここでは、地域アーティストが「アーティストインレジデンス」として参加し、さまざまなワークショップやイベントを通じて、訪れる人と地域のつながりを深めます。また、多機能な「ラウンジ」が併設されており、クリエイターやワーカーとの交流の場としても活用されます。
「OF」の意味と由来
「OF HOTEL」の名の由来は、東北地方が日本の約2割を占めることに由来しています。「OF」には「one-fifth」という意味が込められています。また、「OF」は日常から少し離れた体験を提供することを示唆しています。ホテルを利用することで、さまざまな「OF」の体験ができることを期待しています。
地域プレイヤーとの共創
プロジェクトは計画の段階から地域のプレイヤーたちとの共同作業で進められてきました。公式WEBサイトでは、地域プレイヤーたちの言葉を通じて「OF HOTEL」の楽しみ方や地域の魅力が発信されます。今後も新たな東北の魅力ある人々が集まる場として、様々なスキルや経験を共有する機会が提供される予定です。
設計のこだわり
「OF HOTEL」は、納谷新氏が関わる設計プロジェクトの初期としても注目されています。納谷氏は、ビジネスホテルの概念を超えた新しい寛ぎ方を提案するため、居住空間とホテルの境界を曖昧にした設計を行っています。特に、利用者が快適に過ごせるよう工夫が施されており、例えば靴を脱いでくつろげる床の間や、床座の姿勢へ導く工夫などが採用されています。
地域素材へのこだわり
「OF HOTEL」では、岩手産の栗材を使ったフローリングを使用し、各地の素材が取り入れられています。デザインの哲学には、収納を減らすことで生まれるゆとりある空間作りがあり、シンプルでありながらも利用者が心地よく過ごせる工夫が随所に見られます。
まとめ
仙台の新しいホテル「OF HOTEL」は、地域の人々との共創を通じて、訪れる人々に東北の魅力を伝える空間を提供します。これからの季節、旅行やビジネスのために訪れる際、中国の体験をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。公式WEBサイトからは宿泊予約も可能です。
公式WEBサイト:
OF HOTEL