VaronisがSalesforce Agentforce向けAIアイデンティティ保護機能を発表
2025年10月14日、マイアミおよびサンフランシスコで開催されたDreamforce 2025にて、Varonis Systems, Inc.がSalesforce Agentforce向けのAIアイデンティティ保護機能を新たに提供開始したことを発表しました。今回のリリースにより、情報技術(IT)やセキュリティ分野の専門家たちは、Salesforce Agentforceで作成されたAIエージェントのデータアクセス能力や実行されるアクションの可視化と制御が可能になるとされています。
Varonisのエンジニアリング担当エグゼクティブバイスプレジデントでありCTOのDavid Bass氏は、 「AIエージェントは、データを迅速に処理し、分析できる高度なアイデンティティです。このAIエージェントとデータとの関係を一元的に把握し、顧客が権限を自動的に調整できる機能を提供します」と説明しています。
与えられた新機能により、企業はAgentforceを活用して、重要な作業を遂行するAIエージェントを効率的に構築し、展開することができるようになります。Varonisは、AIエージェントのアイデンティティをデータの機密性、権限、アクティビティと結びつけることで、セキュリティ体制を強化します。
Varonisの新機能で実現できること
1.
AIエージェントのインベントリ化:Agentforce上に構築されたAIエージェントを自動的に検出し、カタログ化する機能を提供します。この時、対象トピック、実行アクション、展開ステータスも含まれます。
2.
機密性・権限・アクティビティの可視化:Varonisは機密データを特定し、どのエージェントがアクセスできるのか、またそのデータに対して実行されたアクションを一元的に可視化します。
3.
最小権限の自動適用:アクセス権限を自動調整し、機密データの漏洩やポリシー違反を防ぎます。Varonisはプロンプトやレスポンスを分析し、エージェントが意図した範囲内でのみ動作するように設計されています。
組織は、Salesforceのセキュリティ態勢を評価するために、Varonisの無料データリスク評価をリクエストすることができます。さらに、Varonis for AgentforceはSalesforceのAppExchangeで利用可能です。
Varonisについて
Varonis(Nasdaq: VRNS)はデータセキュリティ分野のリーダーとして知られ、従来のサイバーセキュリティ企業とは異なるアプローチを取っています。彼らのクラウドネイティブなデータセキュリティプラットフォームは、AIを活用した自動化技術を用いており、データの発見、分類、漏洩防止、脅威の検知を実現しています。世界中の数千の組織が、あらゆる環境でのデータ保護にVaronisを信頼していることからも、その実力が如実に表れています。
Varonisはデータを最後ではなく、最初に保護することを重要視しています。詳細については、
Varonis公式ウェブサイトをご覧ください。