日本調剤が高評価を獲得した薬学生向けインターンシップ
全国47都道府県に調剤薬局を展開し、医療サービスの一翼を担う日本調剤株式会社が、2024年に行った薬学生向けのインターンシッププログラムが、第8回「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」において「学生推奨プログラム」に選ばれました。このインターンシップは、学生のキャリア形成を強力にサポートするものとして注目を集めています。
プログラム概要
インターンシップの名称は「オフィス部門で就業体験!薬学生のキャリアデザイン5DAYSインターンシップ」。プログラムでは、医療現場に限らず、オフィス部門でのキャリアデザインについても多くの知見を得る機会を提供しました。昨今、日本は超高齢社会を迎えており、総務省の予測では2040年には人口のおよそ40%が65歳以上になると言われています。これに伴い、医療制度に対する様々な課題が浮上しており、この状況に適応するためのキャリア形成が求められています。
このインターンシップでは、薬学生が医療現場だけでなく、仕組みや制度、サービスを新たに創出するオフィス部門においてもキャリアの可能性を探ることができる内容が盛り込まれています。実施には22の大学から68名の学生が参加し、充実した5日間を共にしました。
プログラム内容
プログラムの内容は多岐にわたり、参加者に実践的なスキルを身につける機会を提供しました。主な内容には以下が含まれます。
1.
キャリアデザインセミナー
新入社員研修体験、OJT指導体験、店舗責任者体験などを通じて、薬剤師としてのキャリア形成の土台を築きます。
2.
就業体験
教育部門コース、商品企画コース、経営部門コース、データサイエンスコースなど、全8つのコースから選べる実践的なカリキュラムが組まれています。
3.
薬剤師トークフェスティバル
幅広い分野で活躍する先輩薬剤師と直接交流し、リアルなキャリアのガイダンスを受けます。
参加者からは、「オフィスを目指す過程も重視するというメッセージが印象に残った」「医療DXの実践を通じて、患者一人一人に合った医療を提供できるという新たな視点を得た」といった声が寄せられました。これらは今後のキャリア形成に対する大きな成果と言えるでしょう。
未来の医療を支える人材の育成
日本調剤では、医療DX、高度薬学管理、サステナビリティなど、様々な薬剤師の専門性を生かす選択肢が広がっています。薬学生に対し、これらの選択肢を理解させ、視野を広げることが将来的な医療の支えとなると信じています。今後も日本調剤は、次世代の医療を支える薬剤師の育成に力を入れる方針を持ち続け、継続的にプログラムを提供していく予定です。
さらに、2025年度にも薬学生のキャリア形成を支援する新しいプログラムを計画中です。詳細は日本調剤の公式ウェブサイトで確認できます。
日本調剤と社会への貢献
日本調剤グループは、医療・ヘルスケア分野の社会課題解決に向けた取り組みを進めながら、持続可能な経営を目指します。すべての人々の「生きる」に貢献するため、透明性の高い経営基盤を築いていく取り組みも行っています。詳しい情報は、公式サイトをご覧いただくことで確認できます。