ウルグアイ出身の漫画留学生Ginが「サンデーうぇぶり新人賞」最終候補に選出
ウルグアイから日本にやってきた漫画留学生Ginが、2025年6月期の「サンデーうぇぶり新人賞」にて最終候補に選ばれた。この賞は日本の漫画業界において注目される新人漫画賞であり、Ginはその選ばれた一人として作品が評価されることとなった。
Global Tokiwaso Projectの重要性
プロジェクトを運営するDEOW(東京都新宿区)は、外国人向けに特化した漫画留学プログラム「Global Tokiwaso Project」を実施している。このプログラムでは、留学生たちに共同生活を提供し、プロの講師による指導や作品製作の支援を行っている。Ginはこのプロジェクトに参加し、約1年間、専門のアドバイスを受けながら3本の読み切り作品を制作した。今回の受賞も、彼の努力とこのプログラムの成果であると言えるだろう。
受賞作『5分のエース』
Ginの作品『5分のエース』は、バレーボールをテーマにしたもので、日本の高校の部活動の様子を描いている。Gin自身は日本での学生生活や部活動の経験がないが、彼の鋭い観察眼と関心によって、日本の読者に親しみやすい内容に仕上げることに成功した。多くの読者にアピールできる要素を盛り込んだ作品は、今後さらなる活躍が期待される。
Ginの思い
受賞を果たしたGinは、喜びを思いの丈を述べている。「ついに漫画の賞を受賞できました! まだ信じられません。ナルトやドラゴンボールを読んで育ち、自分の物語を作ることをずっと夢見てきました。」と、彼の言葉は彼の情熱や夢への追求心を物語っている。「Global Project Tokiwaso と DEOW のおかげです」とも語り、このプログラムが自身の成長に大きな影響を与えたことを認識している。
DEOWの視点
DEOWは、漫画が国内から海外へと広がり、世界中から新しい作品が生まれることを期待している。「漫画は世界のMANGAとなり、ドラゴンボールやワンピースのような世界を席巻する作品が生まれる日を楽しみにしています」とのコメントも寄せている。日本の漫画文化が国境を超えることを目指し、これからの展望に期待がかかる。
株式会社DEOWについて
DEOWは、2003年に設立された留学代理店であり、延べ5万人以上の留学サポートを行ってきた。海外留学プログラムの開発や手続き代行に特化し、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)にも加盟している。国内には東京、大阪、名古屋の3オフィスを展開し、海外にも8か国13都市の直営オフィスを運営している。漫画を通じた国際交流の礎を築き、多くの成長を見守っている。
Ginの今後の活躍に大いに期待し、彼の作品が多くの読者に愛されることを願う。新しい才能が日本の漫画界にどのような影響を与えるのか、その目撃者でありたい。