エンジニア組織の生産性を向上させる新機能
ファインディ株式会社(東京都品川区)が提供するエンジニア組織向けの開発生産性向上SaaS「Findy Team+(チームプラス)」は、最新の「スプリントパフォーマンス分析機能」を追加したことを発表しました。この新機能は、ソフトウェア開発のスプリントパフォーマンスをデータに基づいて客観的に分析し、視覚化することにより、企業の計画精度の向上を支援します。特に、「計画が進まない」「見積もりが不正確」「タスクが予定以上に増える」といった問題に直面しているエンジニア組織にとって、非常に有用なツールとなるでしょう。
機能の導入背景と目的
現在、労働力の減少や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進行に伴い、2030年には79万人のエンジニアの不足が予測されています。また、企業はエンジニアの採用や定着に苦労し、エンジニア自身もスキルの評価に難しさを感じています。これらの課題に対処するために「Findy Team+」は、自社開発の特許技術を活用し、アクティビティや効率、クオリティを可視化することで、開発生産性や開発者体験の向上を目指しています。
スプリントパフォーマンス分析機能の化
新たに導入された分析機能は、アジャイル開発手法の一つであるスクラムに特化して設計されており、特に短期間でタスクを完了させる目的を持つ「スプリント」のパフォーマンスを測定します。Jira Cloudプラットフォームを利用している企業において、スプリントの進行や成果を客観的なデータとして示すことで、計画精度を飛躍的に向上させることを目的としています。
導入される機能の特徴
以下の3つの主要機能によって、スプリントのパフォーマンスを効果的に分析します。
1.
スプリント計画の精度向上
スプリント開始時に設定したタスクの達成度を把握し、より正確な計画の立案が可能になります。
2.
タスク量管理の最適化
スプリント中に完了したタスクの量を監視し、計画外のタスクが増加することによるチームの負担を軽減します。
3.
スプリント持ち越しの削減
スプリント内で未完了のタスクが次回に持ち越される割合を分析し、計画改善に役立てます。
ユーザーの声と期待
株式会社SmartHRの担当者は、「タスクの進行状況を可視化できることで、実際のスプリントの状況を正確に把握できるようになった」と述べ、さらなる機能向上への期待を寄せています。また、パーソルキャリア株式会社の担当者も、「可視化されたデータが次回の改善に役立つ」と強調され、チームの成長の支援となることが期待されています。
今後の展望
「Findy Team+」は、スプリントパフォーマンス分析機能のリリースを皮切りに、プロジェクト間でのパフォーマンス比較機能や、他のJiraプロジェクトタイプへの対応も視野に入れ、今後の機能拡張を図ります。将来的には、データ解析や生成AI、機械学習を活用したさらなる改善策となるプラットフォームへと進化します。
無料トライアルのご案内
今回の新機能を体験してみたい方には、2週間の無料トライアルを提供しています。この期間中には、自社の開発プロセスを診断し、改善すべき点の発見が可能です。興味を持たれている方は、ぜひこの機会にご利用ください。詳細は
こちらから確認できます。
会社情報
ファインディ株式会社は、2016年から「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを掲げ、IT/Web業界におけるエンジニアの生産性向上を目指してきました。「Findy Team+」を含む各種サービスを通じて、エンジニアと企業の両者のニーズに応えるために、日々努力を続けています。