メタノール燃料の普及を進める国土交通省、二次公募開始
海事分野の脱炭素化を促進する新たな取り組み
国土交通省は環境省との連携の下、海事分野における脱炭素化を一層推進するため、メタノール燃料システム等の導入支援事業の二次公募を開始しました。この取り組みは、船舶からのCO2排出量削減を目的としており、特にメタノール燃料を用いた航行を可能にする装置の普及促進を図ります。
1. 事業の概要
この事業では、メタノール燃料を利用するための必要な装置である、メタノール燃料エンジン、タンクなどの燃料システムおよびこれらの装置と併用して効果を発揮する省CO2排出機器の導入に必要な経費の一部を支援することになっています。支援の補助率は、経費の最大1/2または1/4となっており、具体的な助成額が認められます。
2. 公募の詳細
令和6年度における採択予定数は約3隻程度であり、補助金総額は約3億円を見込んでいます。公募期間は、令和6年10月24日(木)から11月13日(水)の17時までとなっており、この期間内に必要な手続きを完了する必要があります。
3. 申請の流れ
公募に参加を希望する事業者は、まず必要な書類を整えることが重要です。具体的な公募要領や申請書類は、環境省のウェブサイトにて確認可能ですので、事前にアクセスして内容をチェックしておくと良いでしょう。
4. お問い合わせ
本件に関して詳細を確認したい場合は、国土交通省海事局海洋・環境政策課までお問い合わせください。連絡先は以下の通りです。
TEL:03-5253-8111(内線43-954,43-955)
直通:03-5253-8614
この取り組みを通じて、より持続可能な海事産業の実現に向けた一歩が踏み出されることが期待されます。私たちの未来のために、脱炭素社会を構築するために、今後の進捗にも注目していきましょう。