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世界的なITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリルは、アマゾンウェブサービス（AWS）とのパートナーシップを発表しました。この連携により、両社はお客様のクラウド導入を加速させていく考えです。

この新たな提携のもと、キンドリルはAWSのリソースを活用し、エンタープライズ向けのクラウドサービスを提供します。さらに、キンドリル自身の社内インフラもAWSのクラウドによって構築するとしています。これにより、顧客のビジネス変革を一層支援できる体制を整える狙いです。

また、キンドリルはAWS Cloud Center of Excellence（CCOE）を設立し、ミッションクリティカルなインフラのサポートやアプリケーションのモダナイゼーションを強化します。これにより、サービス担当者は高い可用性と信頼性を備えたオープンクラウド環境で、円滑に顧客の移行を進めることが可能になります。

さらに、VMwareとの連携を強化し、VMware Cloud on AWSのアクセラレーターを開発することも発表されました。この取り組みは、既存のVMwareのサービスを活用しているお客様がAWSサービスにスムーズに移行できるよう支援します。

キンドリルは、AWSとの提携にあたって10,000人以上の専門家の教育に投資し、AWSの技術力向上を図っていく意向です。これにより、より多くのお客様に迅速なクラウドサービス導入をサポートする準備を進めます。

キンドリルのマーティン・シュローターCEOは、「AWSのクラウドサービスとキンドリルのマネージドサービスを組み合わせることで、企業のモダナイゼーションの効果を最大化できる」とコメントしています。また、AWSのアダム・セリプスキーCEOは、この提携が企業の成長を支援し新しいビジネスモデルの創出に寄与するとの見解を示しました。

今回のキンドリルとAWSの戦略的パートナーシップは、技術革新を進める上で重要な一歩となるでしょう。また、VMwareとの協力体制によって、より一層のクラウド活用が期待できると言えます。今後の動向に注目です。

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