ディ・ポップスグループ、AIペアレンタルコントロールアプリ「コドマモ」開発のAdora社に出資 - 子供のスマホ利用安全を支援するベンチャーエコシステム
「社会に変革をもたらす多数の成長ベンチャー(ユニコーン企業)を輩出する」ことをミッションに掲げる株式会社ディ・ポップスグループは、AIを活用したペアレンタルコントロールアプリ「コドマモ」の開発及び運営を行うAdora株式会社に出資したと発表しました。
今回の出資は、ディ・ポップスグループが推進するベンチャーエコシステム強化の一環として行われました。同グループは、2017年から積極的にM&AやCVCを進めており、現在ではグループ会社数20社、投資会社数25社の大規模なグループに成長しています。政府がスタートアップ創出を推進する中、同グループは、スタートアップやベンチャー企業にとって成長する土壌となるようなステージ・環境・プラットフォームの創造に注力しています。
「コドマモ」は、AIを活用して子供のスマホ利用における親の悩み上位7つに対応するペアレンタルコントロール設定アプリです。ディ・ポップスグループは、携帯ショップや人材派遣など、通信業界で事業を行う中で、子供のスマホ利用における社会問題に注目してきました。
Adora社への出資を通じて、同社のさらなる成長を支援し、通信業界の発展に貢献したいと考えています。
各社の代表取締役コメント
Adora株式会社代表取締役社長の冨田直人氏は、ディ・ポップスグループの役員やアドバイザーから通信・IT業界に関する深い知見に基づくアドバイスを受け、ビジョンへの共感から今回の出資に至ったと述べています。冨田氏は、キャリアショップなどとの連携を強化し、「コドマモ」を日本中、そして世界中に広めることで、世界中の子供たちのインターネット上の安全を守りたいと考えています。
ディ・ポップスグループ代表取締役/CEOの後藤和寛氏は、Adora社のビジョンに共感し、子供たちのスマホ利用における問題や犯罪に巻き込まれるリスクなどの社会課題に対して、AIを活用したペアレンタルコントロール設定アプリを拡大したいという思いから、出資を決めたと述べています。後藤氏は、多種多様な業種の集まるベンチャーエコシステム内のシナジーを活用し、AIを活用した社会課題の解決を後押ししていく方針を示しています。
ディ・ポップスグループアドバイザーの杉原眼太氏は、スマートフォンとSNSの普及に伴い、子供が被害に合う事件の報道が増えている現状を憂慮し、AIを活用して子供たちが安心してスマホを使えるようにという思いから、「コドマモ」アプリを開発したAdora社の取り組みに共感したと述べています。杉原氏は、ディ・ポップスグループが推進する「リアル × 人 × テクノロジー」の掛け合わせをテーマとした投資活動を通じて、グループ内シナジーが自然と沸き起こるベンチャーエコシステム作りを目指しており、Adora社は理想的な投資先であると確信しています。
ディ・ポップスグループとAdora社の連携
今回の出資を機に、ディ・ポップスグループとAdora社は、より強固な事業連携を進めていきます。両社の連携は、子供たちの安全なスマホ利用を促進し、更なる成長を支援するとともに、社会課題解決への貢献に繋がるものと期待されています。
ディ・ポップスグループについて
ディ・ポップスグループは、「社会に変革をもたらす多数の成長ベンチャー(ユニコーン企業)を輩出する」ことをミッションに掲げ、「リアル × テクノロジー × グループシナジー」を掛け合わせた事業展開を行う企業グループです。グループ内の企業はもとより、グループ外の企業に対しても、ワンストップソリューションを提供できる、これまでになかったベンチャー企業の成長プラットフォームの創造に取り組んでいます。
Adora株式会社について
Adora株式会社は、AIを活用したペアレンタルコントロール設定アプリ「コドマモ」の開発及び運営を行う企業です。子供たちの安全なスマホ利用を支援し、安心できるインターネット環境を提供することを目指しています。