インディーゲーム育成プログラム『iGi』が神戸で新たな挑戦と作品発表を実施
株式会社マーベラスが主催するインディーゲーム育成プログラム『iGi indie Game incubator』が第5期プログラムの開催を決定し、さらに入場無料のゲーム展示会「神戸ゲームラビリンス2024」への協賛出展を発表しました。これは多くのインディーゲーム開発者にとって、大きな機会となるでしょう。
第4期プログラムの成果
第4期プログラムは、今年10月に実施されたピッチイベント「DemoDay2024」をもって無事に終了しました。このイベントでは、選ばれた6チームがそれぞれの作品をパブリッシャーに向けてアピールし、約30社のパブリッシャーとの対話を通じて貴重なフィードバックを得ました。参加者は、作品についての具体的な質問を受けたり、実際に作品を遊んでもらったりする中で、開発者としての経験を積むことができました。
その結果、各チームは「BitSummit Drift」や「東京ゲームショウ2024」といった大規模なイベントでの展示機会を得るなど、さまざまな場面でその成果を示すことができました。
新たな挑戦:第5期プログラム
「DemoDay2024」では、第5期プログラムの具体的な内容も発表され、年内に参加チームの募集が始められる予定です。これにより、新たなインディーゲーム開発者がこのプログラムによるサポートを受け、自身の作品を世に送り出す機会が増えることが期待されています。
神戸ゲームラビリンス2024への出展
さらに、注目すべきは「神戸ゲームラビリンス2024」への出展です。このイベントは、神戸市で初めて開催される無料のインディーゲーム展示会です。『iGi』第4期生が開発した6つのゲーム作品に加え、パブリッシングが決定している第3期生の作品も体験可能です。
このイベントは、ゲームファンや業界関係者にとって、最新のインディーゲームに触れる貴重な機会となるでしょう。全ての作品は、神戸電子専門学校の施設内で展示され、来場者はさまざまなゲームを体験し、開発者と直接交流することができます。
出展作品のラインナップ
出展される作品は、以下の通りです。
1. 黒ニ狂 -Summoner of Greats-
- - チーム名: lidlocks
- - 概要: 歴史上の偉人を召喚し、戦わせるカジュアルストラテジーゲーム。シンプルな操作で、戦術が勝敗を決める。
2. Indomitable Blade
- - チーム名: NanbuWorks
- - 概要: ヴァイキングにインスパイアされたローグライクシミュレーションRPG。ストーリー展開や仲間がランダムに変化する要素が魅力。
3. MotionRec
- - チーム名: HANDSUM
- - 概要: 動きの再生を駆使して冒険するレコードパズルアクション。謎解き要素が満載で、独自の世界観が楽しめる。
4. nerd: tracing dayline
- - チーム名: Evan
- - 概要: ゲーム体験を音楽に変える革新的な作品。効果音と行動が一体化した新たな体験を提供。
5. Reso-Seeker
- - チーム名: R太ゲームス
- - 概要: 明るいメトロイドヴァニア。手描きのアニメーションとギャグストーリーを楽しみながら探索を行う。
6. SHADOW LEAP
- - チーム名: LEAPERS(神戸電子専門学校)
- - 概要: 影を操作して爽快に進むアクションゲーム。影とともに戦う新感覚のゲームデザインが魅力。
これらの作品は、『iGi』を通じて磨かれ、さまざまな試行錯誤を経て完成されたものです。来場者は、各作品の世界観やプレイ感を体験できる貴重な機会を得られます。
イベント概要
- - 名称: 神戸ゲームラビリンス2024
- - 日程: 2024年10月26日(土)
- - 時間: 11:00~17:00
- - 入場料: 無料
- - 会場: 神戸電子専門学校学生会館4F
- - 公式サイト: 神戸ゲームラビリンス公式
インディーゲームの未来はこれからも続きます。『iGi』が新たな才能を花開かせる場所であり続けることを期待しています。