セブン・ペイメントサービスとNCS&Aの新しい連携
2026年1月から、株式会社セブン・ペイメントサービス(東京都千代田区)と株式会社NCS&A(大阪市北区)が提携し、口座不要のBtoC送金サービス「ATM受取」と自治体向け給付システム「The 給付」の機能の連携を開始します。この新たなサービスは、自治体の職員と住民にとっての優れた利便性を提供し、給付金手続きの効率化を目指しています。
「ATM受取」の新機能とは
セブン銀行が提供する「ATM受取」は、全国に点在する28,000台以上のATMから、企業や自治体から個人への送金を現金または電子マネーで受け取ることができるサービスです。すでに18の自治体で導入されているこのシステムは、住民が簡単に給付金を受け取れる方法として注目を集めています。
また、「The 給付」は、給付金のオンライン申請から受け取りまでをワンストップで行うサービスです。この連携により、自治体職員は「The 給付」から生成された送金データ(CSV)をダウンロード後、専用ポータルサイトにアップロードするだけで簡単に送金登録が可能になります。これにより、銀行口座情報の収集や不備対応などの作業負担が軽減され、迅速な給付金業務の実現が期待されています。
住民の利便性向上に向けて
住民にとっても、銀行口座への振込に加え、セブン銀行のATMから原則24時間365日、簡単に給付金を受け取ることが可能となります。この柔軟性は特に急なお金が必要なときに大いに役立ち、日常生活を支える強力なツールになることでしょう。
セブン・ペイメントサービスの社会的使命は、「お客さまの『あったらいいな』を超え、日常の未来を生み出し続けること」。この目標に基づき、彼らはサービスの向上に努め、より多くの人々に利便性を提供し続けます。
会社概要
- - 社名: 株式会社セブン・ペイメントサービス
- - 本社所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
- - 設立日: 2018年1月11日
- - 事業内容: 送金サービス「ATM受取」、集金サービス「ATM集金」
- - URL: セブン・ペイメントサービス
新しい給付金受取システムの登場により、これからの自治体業務がどのように改革されていくのか、今後も注目が必要です。