排水処理の革新
2024-09-24 17:34:31

三幸製菓、排水処理改善と省エネ技術でコスト削減を実現

三幸製菓、環境に優しい工場運営への挑戦



三幸製菓株式会社は2024年、環境負荷低減を目指して、新潟県村上市の荒川工場に長瀬産業が提供する排水処理ソリューションを導入しました。この取り組みでは、ターボブロワと汚泥脱水機を活用し、排水処理にかかるコスト削減を果たしました。具体的には、導入から1か月で曝気にかかる消費電力を30%以上削減することに成功しました。

本プロジェクトは、かねてから三幸製菓が抱えていた排水に関連する課題を解決するために始まりました。長瀬産業は、まず排水設備の現状を調査し、2024年7月にはターボブロワと汚泥脱水機の導入を実施しました。従来のルーツブロワ5台をターボブロワ2台に替えることで、風量の調整が行われ、ここでも消費電力が大幅に減少しました。

改善した効果と持続可能性への取り組み



新しく導入された汚泥脱水機は、最新型に更新され、処理の効率化と安定性が向上しました。これにより、汚泥の含水率も従来の約89%から80%に抑えられ、条例に基づく廃棄物としての汚泥処理量が削減されました。

長瀬産業は、製造機能を保有し、工場運営の環境対応に関するノウハウを駆使して、最適な排水管理ソリューションを提供しています。これは地域に根ざした製造業者として、環境負荷を軽減しつつ持続可能な社会への貢献が求められる時代背景の中での重要な取り組みです。

今後の展望



三幸製菓は、今後さらにCO2排出量の削減を目指し、省エネルギー化を進める計画です。そのため、より効率的な運転管理とメンテナンスの実現に向けた改良を行い、安定した運営を維持できるよう努めていく方針です。

また三幸製菓は企業理念として「安全・安心」を掲げており、持続可能な資源管理を考慮した社内活動を展開しています。長瀬産業とのパートナーシップを通じて、環境と人に優しい効率的な工場運営を実現することで、サステナブルな社会の実現に向けた一翼を担うことでしょう。

企業概要


  • - 三幸製菓株式会社
- 本社所在地:新潟県新潟市
- 代表者:代表取締役社長・山下仁
- 事業概要:食品・菓子の製造販売
- URL:三幸製菓公式サイト

  • - 長瀬産業株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区
- 代表者:代表取締役社長・上島宏之
- 事業概要:化学品や電子材料の輸出入及び販売
- URL:長瀬産業公式サイト

このように、三幸製菓と長瀬産業は、持続可能な社会を実現するための重要なステップを踏んでいます。今後の展開にも注目が集まります。


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会社情報

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長瀬産業
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