エクセリオとAmazonが日本で再生可能エネルギー契約を締結
エクセリオとAmazonが新たなエネルギー協力を開始
2025年1月29日、再生可能エネルギー事業で知られるエクセリオが、山口県宇部市に位置する船木太陽光発電所で生産される全電力をAmazonに供給する電力購入契約(PPA)を締結しました。この契約は、20年にわたって両社の協力関係を支えるものであり、特に再生可能エネルギーの供給という重要な連携の一環です。
契約の意義と内容
エクセリオの代表的なプロジェクトである船木発電所は、発電容量が14MW(10MWac)に達し、年間発電量は推定で18,686MWhが見込まれています。2025年半ばに稼働を開始すると、Amazonの脱炭素化に貢献し、日本の2030年温室効果ガス削減目標にも寄与します。
Amazonは「The Climate Pledge」の共同創設者として、2040年までに事業運営におけるカーボンニュートラルの達成を目指しており、今回の契約はその取り組みを支える重要なステップとなります。エクセリオは、再生可能エネルギーの生産を通じて、持続可能な未来を築くことを誓っています。
エクセリオの変革へのコミットメント
エクセリオの最高商務責任者ミルコ・モリナーリは、この契約がクラウドコンピューティングやデジタル化に伴うエネルギー需要の急増とどのように調和できるかを示していると強調しました。また、同社は強固なエネルギー転換をサポートできることを誇りに思っており、Amazonとの提携を通じて更なる脱炭素化を支援することに意欲を示しています。
一方、エクセリオの日本のカントリーマネージャーであるルイス・ペレグアは、日本のエネルギー転換に対する会社の揺るぎないコミットメントを表明しました。同社は379MWの設備を持ち、さらに14MWの発電所を建設中であり、太陽光発電や蓄電池の導入を進めて、日本の再生可能エネルギー市場において重要な役割を果たす準備が整っています。
再生可能エネルギーの未来
エクセリオとAmazonが結んだこの提携は、両社のビジョンを実現するための大きな一歩となります。日本は温室効果ガスを削減し、2050年までにネットゼロを達成する目標を掲げており、こうした契約によってその達成が加速されることが期待されます。
この契約により、エクセリオは再生可能エネルギー市場でのプレゼンスを強化し、低炭素社会への移行を促進することができます。再生可能エネルギーの活用が進むことで、我々の生活もより持続可能なものへと変わります。
エクセリオについて
エクセリオは、ブルックフィールド社の傘下で再生可能エネルギープロジェクトの開発に特化した企業です。その活動は、スペイン・イタリア・アメリカ・日本・オーストラリア、中南米、中東に広がっており、環境保護や温室効果ガスの削減に積極的に取り組んでいます。20年以上の歴史と3GW以上の発電所建設の実績を誇るエクセリオは、今後も持続可能な社会の実現を目指して努力を続けていくでしょう。
会社情報
- 会社名
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X-Elio Japan株式会社
- 住所
- 東京都中央区銀座4丁目14番11号 七十七銀座ビル8階
- 電話番号
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