宮城教育大学と仙台市の地元企業「のどかサポート」が、初のネーミングライツ事業契約を締結しました。2024年7月24日から、大学6号館1階の共同利用スペース8(611教室)が「PA Lab. Supported by Nodoka Support」として生まれ変わります。
この教室は、学生が主体的に課題を見つけ、解決していくための「主体的で対話的な学び」を促進するスペースとして、誰でも自由に利用できます。フローリング敷の小上がりや、自由に配置できるキューブソファ、キャスター付きテーブルなど、多様な学びに対応できる環境が整っています。
「のどかサポート」は、デジタル人材育成において、主体的な学びの重要性を認識し、課題解決に向けて周囲を巻き込みながら進んでいくマインドを大切にしています。今回のネーミングライツ事業を通して、この教室を「主体的な活動を行うための部屋」として位置づけ、「PA Lab. (Proactive Activity Laboratory)」と名付けました。
ネーミングライツ事業契約締結を記念して、のどかサポート代表の栗城和也氏が講師を務める「DXミニセミナー」が開催されます。第1回は2024年7月24日、オープニングセレモニー終了後に予定されています。
宮城教育大学は、教員養成に力を入れており、近年は社会の変化に対応すべく、入試改革や教育学部の改組などを行い、より実効性のある教員養成を目指しています。Society5.0社会やAI導入など、教育現場におけるICT活用の重要性が高まる中、大学は「MUE-NEST CAMPUS」というコンセプトのもと、キャンパス整備を進めています。
「のどかサポート」は、企業や自治体の課題解決に向けて、DX推進やデジタル化に関するサポートを提供する企業です。デジタル化/DX推進コンサルティング事業とデジタル人材育成支援事業を軸に、顧客の課題解決に貢献しています。
今回のネーミングライツ事業は、教育機関と地元企業が連携し、学生の主体的な学びを支援する新しい取り組みとして注目されます。学生の学びを深め、地域社会の発展に貢献する活動が期待されます。