岡山県の子どもたちを支える新たな居場所づくり
岡山県鏡野町に位置するNPO法人子どもの居場所かがみのは、2025年1月20日から2月28日までの間、クラウドファンディングを通じて新たな子ども支援施設「子ども第三の居場所」の設立資金を募ることを発表しました。この事業は、国の「児童育成支援拠点事業」の対象外となってしまう多くの子どもたちを救うために必要とされています。
1. クラウドファンディングの背景
現在、子どもたちが育つ社会環境は、多様なニーズに対応する必要があります。しかし、国が施行する「児童育成支援拠点事業」では、支援の対象児童が限られており、鏡野町の施設で利用している23人中、19人が対象外となる危機があります。この移行によって、従来の支援活動を続けることが難しくなり、地域社会の子どもたちに寄り添った支援ができなくなるという強い危機感を当法人は抱いています。
このため、子どもたちやその家族からの不安の声に応えるべく、新たな居場所となる施設の設置を決定しました。これにより、国の支援から外れる子どもたちを含むすべての子どもに対して、安心して過ごせる空間を提供することを目指しています。
2. 新施設の目的と特徴
新たな子ども第三の居場所は、以下のような特徴を持つ施設として設計されています。
- - 安全な空間の提供: 学校に通えない子どもや家庭の課題を抱える子どもたちが、自由に安心して過ごせる場所を提供します。
- - 個別支援の充実: 発達障害を持つ子どもやひとり親家庭の子ども、共働き家庭で孤立している子どもたちに対して、個々のニーズに合わせた支援を行います。
- - 地域との連携強化: 地域のボランティアや支援団体との連携を深め、地域全体で子どもたちを育てる環境作りを進めます。
- - 保護者へのサポート: 孤立しがちな保護者に対しても必要な支援を提供し、地域全体で子どもたちを支えるネットワークを形成していきます。
- - 中高生のための居場所: より大きな年齢層にも対応できる場所を提供し、自由な時間を使い、自身の興味や関心を広げられる場を設けます。
3. クラウドファンディングの詳細
今回のクラウドファンディングでは、施設の設計・運営にかかる資金を集めています。支援者には、感謝の意を込めたリターンが用意されています。10,000円以上の支援を行った方には、施設内に名前を掲載する特典もあり、長期的にこのプロジェクトに関与することができます。
4. プロジェクトの進行
この新たな取り組みを通じて、私たちは「誰一人取り残さない」という理念のもと、地域全体で子どもたちを支える社会の実現を目指しています。地域社会全体が協力して、子どもたちの未来を切り開くための拠点を立ち上げるために、ぜひご支援をお願いいたします。
プロジェクト名: 児童育成支援拠点事業の対象外となる子どもたちを救いたい!
期間: 2025年1月20日0:00~2月28日23:59
クラウドファンディングページ
5. お問い合わせ
ご興味のある方は、ぜひ下記の連絡先までご連絡ください。私たちと一緒に、地域の子どもたちに希望の光を届けましょう。
- - NPO法人子どもの居場所かがみの
- - 電話: 0868-54-0225 (受付: 月・火・水・土 13:00~17:00)
- - メール: kodomono.ibasho39@gmail.com
クラウドファンディングを通じて、みんなで支え合いながら、子供たちの新しい未来を築いていきましょう。