高校生のための新たな探求の場
近年、若者の自己表現方法として再注目されているZINE。それが、KCJ GROUPが企画・運営する探究型ワークショップ「Future Life Design Lab」に登場しました。このプログラムは、未来の生き方を考えることをテーマに、高校生にとっての自己発見の場を提供しています。2024年11月23日から2025年2月8日までの全8日間にわたり、東京大学やキッザニア東京を会場に開催される本ワークショップ。
ワークショップの概要
このプログラムは、東京大学と大阪公立大学の教員がアントレプレナーシップ教育の専門家として協力し、「STEP1:未来の自分像を創る」と「STEP2:社会と自分の未来を描く」の2段階から成り立っています。2024年11月から12月に行われるSTEP1では、約40名の高校生が「Learning」「Experience」「Creation」「Sharing」の4つのステップを通じて自らの未来を考え、ZINEの制作に挑戦しました。
自己探索のステップ
DAY1では、参加者たちが自分自身を見つめ直す「手中の鳥ゲーム」を通して、自己の属性や興味を把握しました。続くDAY2では、キッザニア東京での職業体験を通じて、未来の自分を具体的に描くことに挑みます。講師陣との対話によって、参加者は感情のマッピングを行い、次第に自身の感情と職業選択のつながりを見出していきました。
ZINE制作のクリエイティブな過程
DAY3では、写真やイラストを用いた視覚的表現について学び、自分の「好き」を形にするZINEを制作しました。フリーランスの編集者や大学生がメンターとして支援し、参加者それぞれの個性が表現されたZINEが完成しました。DAY4では、それぞれが制作したZINEを発表し、互いに学び合う重要な機会が設けられました。
参加者の成長と充実した体験
参加者たちは、ほかの高校生や社会人との対話を通じて自分を振り返り、新しい視点や価値観を得ることができました。「普段関わることのない人たちと交流でき、自分について見つめ直すきっかけになった」という声や、「いろんな生き方があることに気づき、自分の道は一本ではないと感じた」といった感想が多く寄せられています。
このプログラムは、一般財団法人三菱みらい育成財団との協力により実施されており、次世代の教育プログラムとして位置づけられています。KCJ GROUPは、今後も多様な活動を通じて、「課題発見力」や「自己表現力」を育む機会を提供していく予定です。
結論
「Future Life Design Lab」は、未来を見つめる高校生たちにとって貴重な経験となり、自己探求の旅をサポートする場となっています。彼らが描く多彩な未来に期待が寄せられます。