第12回 国際バカロレア推進シンポジウム開催のお知らせ
2026年8月23日(日)、文部科学省の主催により、オンラインで「第12回 国際バカロレア推進シンポジウム」が行われます。このシンポジウムのテーマは「国際バカロレア(IB)教育をヒントにした探究学習 ―子供たちはどう学び、どう育つのか―」です。
参加方法と対象
参加費は無料で、事前の申し込みが必要となります。教育関係者、生徒、保護者をはじめ、教育に興味を持つすべての方に参加していただきたい内容です。
シンポジウムの特徴
本シンポジウムでは、探究学習の第一人者であるトレバー・マッケンジー氏による基調講演が行われます。講演は英語ですが、日本語字幕も用意されているため、多様な参加者が理解できる内容となっています。さらに、IB教育プログラムに関する調査報告と、幼稚園、小中高校の実践報告も実施され、探究型授業の具体例が紹介されます。
また、IB修了生による座談会も実施します。この座談会では、探究する学びが子供たちの成長や進路にどのように影響を与えるのか、修了生が自身の体験を基に語ります。
探究学習の重要性
AI技術の急速な進化や社会の複雑化に伴い、ただ与えられた「正解」に従うのではなく、自ら質問を立て、多視点から考え、行動する力が求められています。文部科学省も「主体的・対話的で深い学び」を学習指導要領に掲げ、探究的な学びを重視しています。IB教育プログラムは、この理念を具現化するための具体的な手段として注目されています。
しかし、教育現場で探究的な学びを授業に取り入れることは容易ではありません。多くの教育関係者は、探究を試みたものの生徒が混乱してしまう、あるいは単なる調査に終わってしまうという課題に直面しています。本シンポジウムでは、これらの課題に対する理論的、実践的な解決策を探ります。
基調講演の詳細
トレバー・マッケンジー氏は、探究を基盤とした学習の専門家として知られています。彼の基調講演では、指示的な教室環境を、好奇心や自主性を育む学びの文化へと変革することの重要性が強調されます。参加者はこの講演を通じて、自身の学びの現場にどのように探究学習を取り入れるかの具体例を探ることができるでしょう。
調査報告と実践報告
午前のセッションでは、筑波大学の藤田晃之教授を含む調査研究チームが「国際バカロレア(IB)の教育効果」に関する調査結果を報告します。午後には、各学校のIB教員が登壇し、探究がどのように育まれるのかをテーマに実践事例を紹介します。これにより、参加者はIB未導入の学校でも活用できる探究的な学びのヒントを得ることができます。
IB修了生の座談会
シンポジウムの完結編には、IB修了生が自身の経験を語る座談会が設けられています。その中で、探究学習を通じての学びや、それがどのようにキャリア形成や生活に影響しているのかを率直に語り合います。このセッションは保護者にとっても、子供たちがどのような未来を切り拓くべきかを考える良い機会となるでしょう。
申込方法
シンポジウムへの参加は事前申し込みが必要です。詳細や申し込みは、文部科学省IB教育推進コンソーシアムの特設サイトをご覧ください。
特設サイト:
https://ibconsortium.mext.go.jp/symposium2026/
このシンポジウムは、探究学習の新たな視点を得るための貴重な機会となります。教育関係者のみならず、未来を担う子供たちの成長に興味を持つ皆様のご参加をお待ちしております。