日本培養食料学会
2025-09-18 23:50:29

日本培養食料学会で宇宙と食の未来をつなぐ新技術が発表される

第1回 日本培養食料学大会が盛況に開催



2025年8月29日から30日にかけて、東京大学の伊藤国際学術研究センターで「第1回 日本培養食料学会大会」が開催されました。この大会では、「培養食料の未来~豊かな食を目指して~」というテーマのもと、様々な研究が発表されました。

特に注目を集めたのが、スペースシードホールディングス株式会社の代表によるロンジェビティ技術に関する講演です。この講演では、同社が進める老化防止技術の研究内容が詳しく紹介されました。具体的には、同社のグループ会社であるリジェネソーム社が携わる最新の研究開発の進捗について、エクソソームやナノ粒子を用いたさまざまな取り組みが報告されました。

老化防止技術の革新



スペースシードホールディングスは、2040年に月面で人間が居住するための技術を見据え、老化防止に特化した研究開発を進めています。講演中では、宇宙実験プラットフォームと地球での応用を融合させ、健康寿命を延ばすための技術開発が行われている点が強調されました。具体的には、日本酒由来のナノ粒子「SAKESOME」の研究進捗や、国内外の大学との共同研究の進行状況についても説明がありました。

この「SAKESOME」は、宇宙における食料生産や健康維持に役立つ可能性が期待されています。

今後の展望と社会的意義



スペースシードホールディングスは、今後、宇宙での長期滞在に欠かせない食料や資源の循環技術、さらには健康を維持するための技術の開発を加速させていく予定です。地球社会にも波及効果が期待されており、これらの研究が進むことで、持続可能な社会の実現にも寄与することが期待されています。

大会概要



  • - 大会名:第1回 日本培養食料学会大会
  • - テーマ:Future Food Frontier -細胞から創る豊かな食-
  • - 会期:2025年8月29日(金)~8月30日(土)
  • - 会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール・多目的スペース

スペースシードホールディングス株式会社について



スペースシードホールディングスは、「SFをノンフィクションにする」というミッションのもと、投資および研究活動を展開する宇宙系のディープテックベンチャービルダーです。また、同社は「Fermentation and Longevity Fund」プログラムを通じて、発酵とロンジェビティ技術の社会的実装を支援し、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。2040年までに人類が宇宙空間で安心して居住できるための必要技術を整えることを目指しています。

これからの研究動向には、ますますの注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
スペースシードホールディングス株式会社
住所
東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
電話番号
080-5063-8705

トピックス(科学)

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