タイ王国で中小企業専門のM&Aアドバイザリーファーム「SME M&A (Thailand)」が3件目のクロスボーダー案件を成約
タイ王国で中小企業専門のM&Aアドバイザリーファーム「SME M&A (Thailand)」は、昨年11月のサービス開始から3件目の成約となる、日本-タイ王国間のクロスボーダーM&A案件を完了しました。
今回の案件は、タイ王国の中小企業が東証プライム上場企業との資本業務提携を実現したもので、成長戦略の一環として行われました。譲渡企業はタイ王国の中小企業で、食品卸業を営んでいました。譲受企業は東証プライム上場企業で、小売業を展開しています。
譲渡企業は、成長戦略の一環として、資金調達や人材補充を目的とした資本業務提携を希望していました。タイ王国では中小企業の借入金利が高く、成長のための資金調達や人材確保が難しい状況です。そのため、大手企業との提携による成長を目指していました。
譲受企業は、タイ王国とASEAN地域での成長を加速させるため、今回のM&Aを決定しました。
今回のM&Aでは、100%の株式譲渡ではなく、一部売却と成長資金の貸付というスキームを採用しました。これにより、両社の成長を加速させるとともに、譲渡企業は引き続き代表として事業を継続することが可能となりました。
SME M&A (Thailand)の今後の展望
SME M&A (Thailand)は、「M&Aをタイでインフラの1つに」をモットーに、今後もタイ王国の中小企業と日系企業に対して、M&Aアドバイザリーサービスを提供していきます。
井 直大 Presidentコメント
「これまでタイにおいても日本同様、後継者不在型のM&Aアドバイザリーを中心に行ってまいりました。しかしながら、日本よりも資金調達の条件が厳しいという背景から、大手のグループに参画し共に成長をしていきたいという比較的若いオーナー経営者からご相談を多く受けるようになっております。今回のM&Aは100%株式譲渡ではなく、一部売却および成長資金貸付を行うことで両社の成長を加速するスキームで実行いたしました。また譲渡オーナー様は引き続き代表として継続します。タイ王国において成長戦略型M&Aを中小企業様へ提供することができ、大変うれしく思います。」
SME M&A (Thailand)について
SME M&A (Thailand)は、タイ王国で中小企業専門のM&Aアドバイザリーファームとして、2022年に設立されました。日本の豊富なM&A経験を持つ井 直大氏を迎え、タイ人オーナー企業を中心に、日本企業へのM&A提案を行っています。
問い合わせ先
[email protected]
+66(0)2-016-1457 (日本語・英語・タイ語)
https://www.sme-ma.com/